友について
おもいめぐらす
春の
気配
午後には
消えて
夜
もう
いつもの寒さ
姉上さま
ここには
いないんだけど
いつもみたいに
ひとりごとで
ごめんなさい!
ありがとう
って
仏間に
点けた
10℃
eco設定で
一時間ずつ
いつもの
ちまちま節約
ありがとう!
ごめんなさい…
今年の夏は
また猛暑なんだって…
若くして
天国へ
お浄土へ
迎えられてしまった
友ら
おもう
いつも
時が
過ぎるほど
わたしが
年を重ねてゆくほど
ほんとうに
善きひと
善き友
であったなあ
と
お仏壇のまえ
座っていた
お祈りした
パパ
ママ
と
おんなじように
ここに
いてくれるかのように
おもっているのだった
いつも
鑑
と
師のように
おもってた…
おもいかえすほどに
善きひと
善き友
いつまでも
泣けるなあ…
ごめんなさい
って
謝った…
パパやママ
わたしのこと
いつもにこにこ
って
言ってくれてたんだけど
友
親?
みたいに
なんだか
おんなじこと
言っては
よろこんでくれてたなあ…
毒
悪
煩悩
無きひと
いないんだろうけれど
まるで
そういうところ
持たぬひとたち
のようだった
って
はずかしく
なってた
このところ
泣いてばっかり
の
自分
そっか…
いつも
いつも
はずかしく
自分のこと
かえりみていたっけなあ
くよくよや
めそめそや…
はずかしく
おもってたんだなあ…
って
わたしに
よいこと
たのしいこと
あったならば
自分のことみたいに
よろこんでくれたんだよ
シーちゃん
はずかしくないほどには…
と
おもってた
わたしは
おんなじところ
友のいる
天国
お浄土
へは…
不足
無力
毒
によって
迎えては
いたたけないんだけど…
せめては
はずかしくないほどに
いま
生きて
できる
を
たとえ
ひとつでも
つなげてゆき
ここ
天国の
お浄土の
ひとたち
ここに
いてくれる
としても
はずかしくないように
ひとつ
だよ
って
自分のもの始末した
まだ
途中…
ちまちま
こちゃこちゃ
ひとには
なんの値打ちも無い
つまらないものたち
もともと
買わないわたしには
ものを集める習慣は
ないんだけど…
もったいない
は
いっぱいすぎる?
捨てる洋服のボタン
取っといてたりして…
お洋服は
ずっと自分で作ってたから
とても重宝してたんだけど
ボタン用の
かわいいケースふたつに
収まるだけ!
にしてみた
貝や木の
自然素材のものや
力ボタンに使える
小さなボタンたち
また
ぐんぐん
歩けるように
と
重ね着できて
脱ぎ着の楽な
姉上さまからもらったベスト
おじいちゃんのチョッキ風?
とっても
かわいい
けど…
ボタンの色
ちょっとちがうなあ
っていうのを
ころんと
丸っこい
木のボタンに替えてあげよう
そしたら
もっと
おじいちゃん?
かわいくなるよ
って…
取り分けて
捨てるのには
ごめんなさい!!して
ぴったり
ケースに
おさまった
明日は
ないかも
なんだけど…
わたしの
たのしい
は
てづくり工夫の
ちまちま
ちっぽけ
ささやかな
こういうこと
なんだから
よいねえ?
って
天国の
お浄土の
友らへ
言う…
祈る
あかるいところ
よいところ…
きよらかに
修行しててくれてるんだねえ
ありがとう
と
祈った
ぼろぼろを
ウエスにして…
紙類
ハサミで
チョキチョキして…
途中
ちょっぴり
瞑想編み物
ありがとう
ふらふら
眠たい日
ちょっぴり
でも
ひとつ
でも…
ありがとう
冷え込みに
倒れないように…
今日が
無事に
終わっていますように
かならず
かならず
無事にいてください
ありがとう
また
明日
おやすみなさい