シーちゃんと

時々はシーちゃんとこっそり泣こう

ほとけのこころとあっても

道元さまは

解脱なさった

 

そのゆえにか

 

書物

教えは

とても

難解だ

 

しばらく

道元さまの言葉

読んでいたら

 

ほんとうに

くらくら?

 

ぐらぐら??

 

苦しいようになって…

 

 

大物の始末や

階段の昇降は

やめとこう

って

 

紙系

ひたすら処分してた

ら…

 

ぐらぐら

面倒な書類の分別なのか

 

なにが効を奏したのかは

定かではないんだけど…

 

ぎょっ…

するくらい

鮮明に!

 

思い出したこと

あって…

 

これ

すっかり

すっぽり

 

空白??

完全に

抜け落ちていた記憶だったので…

 

おっかなくなって…

ますます

くらくら?

 

胃が

ずうん

重たくなって…

ちょっと吐き気までしそうになって…

 

 

またまた

かなしみ

きたよ

シーちゃん

って…

 

お祈り

つなぐ

 

 

脳は

不思議だなあ…ともおもってた

 

抜け落ちていたとおもってたから

てっきり

その部分は

ぶっ壊れて?

 

だめになってるんだ

って

そう

あきらめていたんだから

 

どきどき

ばくばくしたし

かなしくもなったんだけど

 

しっかり

しっかり…

ひたすら紙始末をした

 

 

思い出した

きっかけは

たぶん

 

こないだ

ラソンに出た夢みてて

 

ずうっとまえに

何度か

短い距離のマラソン出てたなあ…

って…

 

転倒したり

そのせいの

自爆顔面負傷とか

おかまいなしで

ちょこちょこ

走ってたなあ…

って

 

もう

転倒したら

どっかは

かならず

骨折するだろうなあ

とか

日光アレルギーが

めちゃくちゃひどいしなあ

とか…

 

なんか

走ること

ばっかり

考えていたら

 

飛んでた記憶

もどってきた

 

走っていないのに?

 

そっか…

壊れないんだなあ

やっぱり

って

 

ママが

おしまいの

すこし

まえに

 

ただ

眼差しでの意思表示になってたんだけど…

 

あれ?

すっかり昔のママの表情?

ってくらいに

しっかりした

というのか…

 

やさしい

おだやかな

とてもよいお顔していて…

 

先生も

ちょっと

せつなそうにしてて

 

わかっておられるねえ?

言ってくれて…

 

せつなくなってしまって…

 

むしろ

なんにも

言えなくなってしまったこと

 

ただ

みつめてたこと

 

ただ

あの時も

ただ

 

ありがとう

しか

言えなくなっていたこと

 

いまも

 

いまだに…

よみがえる

 

 

おのれの

おろかさは

その

もとは

 

道元さまの

言葉で言うならば

 

吾我

おもう…

 

吾我の

こころ

 

 

かなしみすぎる

なんて

おろか

そのもの…

って

 

 

ほとけのこころとあっても

 

ひとは

そのようにして

この世にうまれてくるのに…

 

 

吾我を離れよ

 

我見を離れよ

 

 

このたび

思い出した記憶は

けっこう有為といえるんだけど…

それでも

 

それらにまつわる

ひとの言葉とかに

違和感?

傷つき?

抱いてしまったせいで

 

記憶

抜け落ちた

おもったわけで…

 

その言葉たちさえも

いっしょに

思い出してしまった

 

ついたら

 

傷痕

脳にも

残るんだなあ

って…

 

 

離れよ…

 

離れよ…

 

紙を

ひたすら始末し終えた

 

 

捨ててゆくことは

癒す

ということ

でもあるかなあ…

って

 

ありがたく

おもった

 

 

壊れる

という言い方は

おっかないんだけど…

 

うしなって

うしなってゆくのが

ひと

なのだから

 

たった

ひとつでも

有為の記憶

もどってくれたこと

傷つきもろとも

だったにしても

 

よろこぼう

おもった

 

ありがとう

おもった

 

すべては

必要で

 

そうして

わたしだ

 

 

道元さまによれば

 

まさに正信修行すれば

利鈍をわかず

ひとしく得道するなり

 

あって…

 

鈍いわたしでも?

とも

 

ただしく

まっすぐ

ひたすらに

信ずるこころと修行か…

とも

 

おもうのだけれども

 

国や

時代や

 

ひとが

わるい

とか

 

おのれが

おろか

とか

 

おもってならない

と…

 

 

ごめんなさい

祈った

 

 

ひとつ

つなぐこと

つながってくれた記憶

少々

恐怖?

としても

 

ありがたく

 

ありがたく

祈ってた

 

ありがとう

 

 

 

大きくは

なんにも

なんにもできていないのに?

なんだか

 

走ったあと?ってくらい

 

へとへとになった

 

 

地道…

もの捨て

お片付け

 

どきどきしてて

 

かなしくて…

 

 

それでも

生きてる

いま

 

この

いま

 

ただ

ありがたく

祈る

 

 

嵐みたいな風

すこし

止んで

 

 

無事に

無事に

祈っています

 

 

ゆっくり

眠れますように

 

かならず

明日を

あたえられるように

 

祈ります

 

かならず

 

かならず

無事にいてください

 

 

ありがとう

 

 

また

明日

 

 

おやすみなさい