シーちゃんと

時々はシーちゃんとこっそり泣こう

懺悔するとき

真夜中

めざめる

 

水分補給たぶん

多すぎだ…

 

それと

寒がりすぎる?

ずっと冷えてる

 

春なのになあ…

 

真冬は終わり

とっくに

桜は

ほころびて…

 

つぎつぎと

 

ぱっ

わらうように

ひらいているんだろうなあ

パパ…

ママ…

 

って

 

 

ママのために

最後に泥棒?

近くの道の桜の木の

ほんの

わずかの枝

折って

 

猫のお顔?

ちいさな

ぼんぼりほどだけれど

 

いただいてしまってた…

 

ごめんなさい…

毎年

そのあたり通ると

胸が

しめつけられる

 

 

ママ

 

きれいだ…

 

その桜みてくれて

 

きれいだ…

の言葉は

 

そのあと

しばらく消えなくて

 

ほめ言葉となって

 

わたしにも

言ってくれたなあ…

って…

 

ありがとう

祈った

 

そして

今年も桜

ごめんねと

祈っていた

 

ありがとう

 

 

祈り

つなげられて

 

食べられたならば

 

これが最後の祈り

最後の

食事

かも

おもえる

 

ただ

ありがたいなあ…

ありがとう

祈って

食べる

 

 

懺悔するとき

お釈迦さま

ちかく

ちかく

おもわれる

 

いま

生きて

いま

懺悔しています

 

ごめんなさい

ありがとう

懺悔するとき

 

生きていられます…

ありがとうございます

おつたえできる

 

 

おこたえ

は?

 

きっと…

 

つねに

かたときも

わすれることのないように

 

そう

かなしんで

 

あわれんでくださるだろう

おもう

 

おろか…

 

たとえ

おろか

 

かたときも

目をはなすでなく

 

みつめて

みつめてくださっているのだろうなあ

 

ごめんなさい…

って

 

お釈迦さま

お祖師さまがた

 

パパママ

お浄土のひとたち

 

いま

いちばんは…

 

やっぱり

やっぱり

姉上さま…

 

 

たよりない

悪の

自分を

 

いったい

どうして

信ずることができる?

 

いっときも

 

かたときも

祈らずに

おれない

 

よわい

自分を…

 

 

三人きょうだい

 

なかよしきょうだい

って…

 

ご近所さんたちに

わらわれていたなあ…

 

ちょこまか動いて

危なっかしい弟を

 

ママが

姉上さまが

いつも

いつも

みてくれてたなあ…

って

 

夢をみて

めざめた

 

かなしかった…

 

 

戦争

終わってくれない

 

真夜中のラジオは

まるで

この国も

戦時中のような…

 

ちょっと

聞いて

 

おっかないよ…

シーちゃん

 

ひとり

たえていた

 

 

なにを

 

なにから…

 

どうしてよいのか

なんにも

判断つかないみたいな

自分でも

まともとおもわれない

危うさ

 

たよりなさと

ある

 

こらえよ

 

こらえよ

 

 

お釈迦さまの

言葉

きく

 

こころに

きいている…

 

 

ただ

懺悔して

ゆこう…

 

ぬけるように

 

懺悔して

懺悔して

ゆこう

 

 

生きろ

自分に

言おう…

 

 

ごめんなさい

 

 

ありがとう

 

 

救急車

ほんとうに多くて…

 

祈る

 

 

倒れていないように

 

やすめているように

 

祈っています

 

 

かならず

 

かならず

無事にいてください

 

 

ありがとう

 

 

また

明日

 

 

おやすみなさい