こわい
は
きりなく
数珠つなぎになるから…
やっぱり
夜は
よく
眠れていない
それでも
めざめられた
その
瞬間
やっぱり
ありがとう
ってなるなあ
シーちゃん
って
起きる
ひと
ならば…
まだ
わたし
ぶっ壊れてなくて
ひとのなかま
であるならば
起きよう
ありがとう
と
起きよう
と
起きる
ふらふらなんだけど…
すぐに
神仏の
お祈りのお仕度
はじめる
お寺も
お墓も
ゆけなくなった
罰当たり
過ぎてしまってるから
おもうと
泣けてしまうから
ごめんなさい
を
つなげて
息つなぐ…
ごめんなさい
お寺の和尚さま
いつも
怒ってる？
っていう
そういう表情のひとだった
こわいなあ…
って
おもってた
大般若会で
説教のときには
集まってくれた
信徒たちのまえで
ほんとうに
怒っていた
顔
真っ赤にして
怒った
それで
いつも
怒ってたのかもなあ…
と
おもった
身のおきどころ無く
さみしく
帰った
あれを機に
こわいなあ
って
そして
かなしいねえ
パパママって…
お寺
遠く
感ぜられて
よそよそしく
近寄りがたくなってた
わたし
なぜか
怒られやすいみたい？
と
おもう
こわいと
よわると
数珠つなぎに
おもいかえされるのは
なぜか
怒っていたひとたちのこと…
こわい言葉
喧嘩腰みたい言葉
これから
忘れられるのか
わからないけど…
おもいかえされるたび
怒っていないとよいなあ…
と
祈っている…
僧
本来は
僧
すべて
ほんとうに
こころから
尊敬しなくてならぬ存在
わたし
とは
とても
言えるはずもなくて…
こんなわたしで
なれるはずはなくて…
祈っていることを
おゆるしください
と
お祈りをする
お釈迦さま
仏さま
神仏に
祈る
一生
ゆるされることも
なく…
いのちの
ある限り
懺悔することだ
と
わかる
ごめんなさい…
と
祈る
平和な世界
世界
ぜんたい
平和であるように
そういう世界
ねがう
もとめる
祈る
ひと
ひと
ひとは
そのようなものとして
うまれてきて
いま
と
おもう
宗教
ある
とも
言えない…
教学
もとより
無い
宗教的な
言い回し
むしろ
苦手だ…
聖書の授業では
論文形式の試験
びっしり書いて
すっかり埋めて
消しゴムで
言ってならない言葉？
白抜きしたりしたくらい
なじむこと
できなかった
人間をすなどる…
とか
仏教も
なじまない言葉
たくさんあって
お目当て…
とか
仏教
でなく
ほとけさまおがむ
という…
おばあちゃん
パパママ
そして
お手本
ちっちゃな先生
に
なってた
おねえちゃん…
やっぱり
真似っこしてた
わたしの
いちばんの
先生
姉上さまの
おかげ
なのに…
いっぱい
いっぱい
泣けた…
ふらふら危険で
あのアレルゲンは無理
救えたものたちの
におい
残っているものは
二度三度と洗って
また
ネズミ忌避の対策して
また
ハッカ油の香が充満した
初対面でも
ものすごい
怒ってたひとも
いまは
もう
誰も
会うこともないのだけど…
誰も
誰も
怒っていないとよいなあ…
ひとりぽっち…
どこへも
ゆけず
祈るばかり
ごめんなさい
ごめんなさい…
今日
いま
無事に
平和に
いてくれますように…
平和な夜になって
やすめていますように…
かならず
かならず
無事にいてください
ありがとう
また
明日
おやすみなさい
