石棺か
と
ふと
おもった
朝
おもたいきもち
の
朝…
やっぱりか
って
おもっていた
コンクリートで
封じ込めるしか
なかった
こちら
貧しさ
ゆえに
核
の
ごみ捨て場
と
パパ
ずっと
嘆いてたなあ…
って
起きた
それでも
起こしてくれて
ありがとう!
って…
起きられた
ありがとう
ありがとう…
もうすぐ
あの戦争を
語れるひと
きいて
知るひと
埋没してってしまいそう…
シーちゃん
って
核
埋められているところである
と
のちの
後世の
ひとに
未来永劫
知らしめるため
永久に
朽ちぬ
碑?
とか
なにかしら
手を打たないと
と
いつか
学者先生か誰か
言ってたんだけど…
そんなもの
ないなあ…
そうして
人類
いる?
って…
おっかないこと
おもってしまった
毎年
なんか
この日は
ひどく
おちる…
案の定
昨日の
または
蓄積されたものの
へこたれなのか
なんなのか
わかんない
おもい
きてた
こんなときには…
お釈迦さま
お祖師さまがたに
僧たち
に
ならうんだよ…
って
お掃除
お片付け
はじめた
暑いなか
お掃除
お片付け
は
マラソン
筋トレ
どっちも加わってるような…
根性
現代語のほうの根性
いるなあ…
って
いつも
おもうんだけど…
根性
仏教語
機根
いまとは
ちがうんだけど…
どっちもないなあ
って
機根
つたない
というよりは
無い…
そういうわたしだなあ
そんなこと
おもったら
卑下するな
って
きこえたきもちした…
南無阿弥陀佛
南無阿弥陀佛
と
お掃除
お片付けしてた
今日
という
いちにち
は
お掃除
お片付けに
ふさわしい
いちにち
に
ちがいないなあ…
って
ありがとう…
の
くせ者?
グローブ
そして
マスクだった
おしえてもらってたなあ
って
アレルゲンまみれの場所
あえて
みんな
さらして
皮膚露出も
吸引も
みんな
おそれずに
南無阿弥陀佛
と
祈りと
はじめていた
ありがとう
ありがとう…
なにを
大袈裟
って
言われるかもしれないんだけど…
アレルギー…
しようのないことで
死なないこと
だけは
まもられる
ほどに…
と
自分に
言って
はじめていた
そのうち
ここにある
ふりそそぐ
すべては
地球の
すべて
と
おもった
土が
水が
空が
海が
すこやかで
きよらかでなかったら
ひとも
そのようには
なれないんだなあ
と
おもっていた
さらしておかなくては
と
知らされる発見
いくつも
いくつも
あった
虫
カビ
もろもろ
古屋の
永遠だ…
泥?
いつのまに
っていう汚れも…
雑巾
一枚
だけで
洗って洗って
拭いた
あの
お掃除は
アスリート?
脳内麻薬でるかも…
って
おもってた
お掃除しても
お片付けしても
もの始末もの捨てしても
もう
ひとは
住まないお部屋になった
けれども
そこに
虫
微生物
すきま風…
朽ちるがままには
しておかれない…
まだ
生きてる…
わたし
まだ
ここに
いま
生きて
ある
ありがとう
と
終えた
ありがとう…
暑いなかの体力作業は
とってもとっても
危険
脳内麻薬だって噴出する?
だめ…っておもったときには
意識なくなるんだって…
明日は
ない
ほんとうに
ないんだなあ
って
ありがとう
言ってた
ありがとう…
なんにも
できず
どこにも
ゆけず
そんなわたしに
つなげてもらってた
お片付け
お掃除
ひとつ
は
いま
ありがとう
と
生きて
終えられた
できないこと
しか
ない
みたいな…
ものすごい
へんてこりんだ
お掃除
お片付け
たった
ひとつでも
っていう
そんな
救い
つなげてくれて
ありがとう
と
夜
お仏壇のまえ
お祈りしていた
戦争が終わりますように
世界が平和になりますように
台風…
猛暑
どうか
どうか
無事に
おだやかな夜
むかえているように
倒れていないように…
祈ります
かならず
かならず無事にいてください
ありがとう
また
明日
おやすみなさい