異国の
兵に
志願しているひとたち
どんな
おもいと
戦うんだろう
なんのために?
ニュース
きいてた
すぐに
消した
もの始末
もの捨て
とにかく
迷う
迷ううちに
時間過ぎて
暗くなって
うまれたところ
ここは
けれども
住まわせてもらってる
住んでいてよいところ
では
ないんだなあ…
放置
できない事象
おきてしまい
手当てできるようなら
この手でしてきたけど…
もう
ただ
ごめんなさい
になって
ただ
どうようもなくなって
ただ
涙
ながれてくるなあ…
迷っていたら
もう薄暗くなっていた
急いで
お洗濯
お掃除も
お洗濯も
手で
この手で
おばあちゃんが
ママが
いっしょ
と
おもう
お料理らしきもの
名前のついたもの
ひとつも
しなくて
姉上さまにも
そんな
へんてこりんご飯つくって
食べてもらっていたんだけど
もっとも
きちんと
主菜を肉か魚かで
つくっていたけど
よくぞ
残さずに食べてくれたなあ…
って
毎食
ご飯の
ひとりご飯のたび
おもう
こちらへきてから
ご飯つくりやお洗濯でもしなかったら
ごくつぶし
あくたれ
って
なさけなく
いたたまれなかった
それから
お墓の草取り
お墓参り
一所懸命
しなくては
って
歩いて
歩いて
ごみ袋いっぱいの草もって歩いて…
じろじろと
若いひとに
見られたり
はたまた
知らない女性に
ごくろうさまと
声かけしてもらったりして
ああ
ここは
うまれたところだなあ
って
お寺に
かよったなあ…
ゆけなくなってしまった
悪
ごめんなさい
ごめんなさい
と
お祈りした
うまれたところ
いっしょ
だから
へんてこりんご飯でも
なんとなく食べてもらえた?のかな?
とか
おもったりするけど
姉上さまに
ありがとうって
食べてくれて
ありがとうって
ひとり
しんみり
かなしくなる
かく言うわたし…
ひとにてづくりのもの
あげたりもしない
よっぽど
だいすきなひと
のほかには
そして
よっぽど
だいすき
な
ひとの
つくったものしか
尻込みせずに
食べたりもできない
と言っても
食べ物は
捨てたり
もっと
もっと
できなくて
そこから律できて
食べるなら
なんでも
かならず
おいしく食べる
という
律
できたなあ
ものごころついて
すぐの死の記憶
おじいちゃんの死
記憶の
はじめ
かなしみとあって
パパママ
きょうだい
おばあちゃん
いなかったら
いま
の
わたしでは
いられなかったろうに…
そう
おもわずにはいられない
かなしい
くるしい…
でも
それら
かなしい
くるしい
つらい
おもい
つなげさせてしまう
悪
悪
どんなに
さんげしても
かならず
地獄へゆくなあ
パパ
って
ごめんなさい
って
祈る
なのに
お祈りしながらも
どよどよ
迷い
きて
お経
つまって
泣いていた
おじちゃん
仏壇のまえで泣け!
って
孤絶
なんにも
知らなくて
ごめんなさい…
こわくて
なんにも
できなくて
してはいけないこと
と
おもわれてしまって
お掃除
お洗濯
できた
今日も
生きている
シーちゃん
迷い
すてて
ゆくところ
ゆくべきところ
いったい
なんのためのお経なのだ…
って
かなしくなる
それでも
おとなえできるのは
今日きり
いま
きり
かもしれないなあ…
って
おとなえさせてください…
ごめんなさい…
そうやって
お祈りした
迷う
なにもかも
迷って
ただ
生きるため
生きている
その
ありがとうと
お掃除する
祈る
戦争が
終わって
ほんとうの
平和な世界
かなえられるように
うまれたところ
うつくしくあるように
まもられるように
なんにも
できなくて
ふらふらの
なにものでもない
どうしようもないまんま
迷って
迷っているんだけど
お祈りさせてください
と
祈った
ごめんなさい
ありがとう
いちにち
いちにち
事故なく
無事に
かならず
無事に…
倒れていませんように
かならず
かならず
無事にいてください
ありがとう
また
明日
おやすみなさい