シーちゃんと

時々はシーちゃんとこっそり泣こう

なさけしらず

真夜中

蜘蛛

でた

ちっちゃな

 

ちっちゃな蜘蛛

 

まだ生きている

驚いた

寒いのに…って

 

ほっておいた

どっか隠れたら

もうしばらく生きられるなあ

って

 

ずうっと

いる…

外を

めざしてるみたい?

 

そうだなあ…って

 

死んでしまうなら

草のうえだなあと

 

逃がした

 

壊さないようにして

草へ

 

 

寒くなって

雪が降る?とか

 

 

なさけない

って

そうおもうしかないこと

 

ずうっと

ずうっと

つながってゆく

因縁

とは

 

わたしの罪

悪業

おもう

 

ごめんなさいと祈ってる

 

祈っても祈っても

足らない

まったく足らない

わかる

 

なんか

生きる

すべて

祈りになっている

 

すきま

には

 

かなしみ

くるなあ

シーちゃん

って

 

おろか

 

ほんとう

なさけないとおもう

そうおもうと

やがて

 

なさけしらず

なさけしらずに

なりはててしまったか

って

 

生きて

地獄におちているのか…

その途中か

 

また

お経おとなえした

 

さんげした

 

お祈りした

 

 

お掃除って

お掃除がかなえられる

ということだなあ

 

お掃除をする

という

こころ

その体力

かなえられて

 

そうして

 

もの始末はある程度終わって

お掃除ができる状態の場所に

なっている必要がある

 

お掃除のまえに

もの始末は

かなえられてないことには

 

お掃除へ

さえも

たどりつけないんだなあ…

ありがとうとお掃除する

 

神仏祈り

真夜中の蜘蛛祈り

そっか…って

やっと

お掃除できるようになった

あたたかいお部屋にも

きっと

蜘蛛がでてるだろうなあ

って

 

一所懸命

お掃除

拭き掃除した

 

あちこち蜘蛛の巣があった

 

蜘蛛は

いなかった

 

 

混沌

chaos

 

おお…

って

見て

震えきた場所

空間あけられたけど

しばらく入らずそのまんまだなあ

って

へとへとふらふらで

おもってた

 

パパに

いちばん最初に片付け

おねがいされた場所だ

いまだに胸が痛む…

 

パパのお部屋はまだ物置部屋のまま

chaos…ごめんなさい…って

 

はじめの

はじめのお片付けに

潜入した場所

入るなり

入り口ちかくに

ちょこん

 

なぜだか?

ヘルメットが…??

 

おもえば

 

あれ

なさけ?

 

おもいやり?だったの?

パパ

って

いまもまだ

ごめんなさい!ってなる

 

謎のヘルメット

不気味で…

 

いちばん最初に捨ててしまったのだ…

 

そこは

天井までもの積み上がっていた

 

お片付けのときに装着しなさい

とか?

 

あれ

捨てないで

洗って取っとけばなあ…って

その後

何度も

 

何度も

そんな場面があったんだっけなあ

って

 

パパの

よくわかんない

なさけぶかさに

いちにち何度となく

泣かせられてるなあ

 

ごめんなさい…って

 

死にそうになったけど

いま

まだ

生きてる

 

ありがとう

って

 

とにかく

お掃除かなえられるようにまで

つなげさせてもらった場所って

もしかしたら

奇跡の場所?

って

 

ふらふらで

気をつけて

気をつけて

自分に言い聞かせながら

 

次々

一所懸命

お掃除した

 

このところの体力の無さ

おもえば

 

死なないで

ここまででもお片付けお掃除

つなげていただいたこと

 

まるで

奇跡みたいとおもわれて

同時に

 

ちょっぴり具合わるくもなる

自分の無茶苦茶

 

かつての怪力?の力業荒業が

やたらと

おもいかえされてしまう

 

すると

 

かならず

ヘルメット…

となってて

泣けてしまってる

ばかなのだ

ほんものの

ばか

 

あの時の店員さんの言葉が証拠

 

死にます…やめてください

 

電気屋さんのガタイよすぎ

の若いひとに

注意というか

戒められて

釘さされた

あの

二階からの

巨大ブラウン管テレビ下ろし…

 

それ

恐怖?

すぎてしまってることなのに

もはや

 

消えてくれなさそう

 

そして

もれなく

 

うかぶ

 

その巨大ブラウン管テレビの真下に

弟が眠って

となりに

わたし…

 

ママは倒れてて

 

パパは

死の病…

 

 

お家も

こころ

 

混沌

 

 

なさけないほど

わたし

混沌とあった…

 

 

 

うまく

かしこく

生きられない

それら

幼稚だ

とか

未熟とも

言ってならない

 

 

悪…

 

ごめんなさい

ただ

ごめんなさいと

 

いま

きりの

なんにもできない

無為無力を生きてる

 

ごめんなさい

 

 

ありがとう

体現するならば

 

ただ

お掃除せずには

おられなくなる…

 

なんにも

できない

 

ごめんなさい…

 

 

 

大雪と

コロナ

あのさなかに

死ね

やら

消えろ

非国民や

 

ものすごい言葉

おっかない言葉

 

ぶつけられてた

あれも

 

消えないのかなあ

 

寒くて

雪になると知って

こころに

いまだに

いすわる言葉

あるなあ

いるなあ

って

 

ひたすら

お掃除してた

祈りに

かえた

 

 

平和へと

むかってゆける

ひと

 

ここから

つなげず

 

平和のひと

させていただくように

 

祈って

 

一所懸命

お掃除した

 

 

 

ほんの

ひとりの

悪意

 

つながってしまえば

 

戦争にも

なるんだろうか…

 

 

ひとり

 

ここに

たちきれ

 

祈る

 

その

ひとり

わたし

 

まだ

ひとで

 

わたしも

ひと

そして

 

ひとり

 

忘れないで

 

おしまいへと

ゆこう

って…

 

 

戦争が終わりますように

 

世界が平和になりますように

 

 

拭き掃除

終えられて

 

もうへとへとで

ものの整理まで

かなわなかった…

 

ごめんなさい…

 

 

明日が無い

 

いましか

無いんだ

ありがとうだなあ

 

ありがとう…

 

 

 

今日

いま

おだやかに

 

無事に終わってくれていて

 

やすめていること

何事もないこと

 

祈ります

 

 

かならず

 

かならず

無事にいてください

 

 

ありがとう

 

 

また

明日

 

 

おやすみなさい