一仏両祖
お釈迦さま
道元さま
そして
もうひとかた
祖師がある
天童如浄和尚を
お正師さま
としたのは
道元さま
ただ
ひとり
両祖の
もうひとりのかた
ひもときもしない…
学び
とは
とうてい
言えない
おろか
いや
おろか
さえも
たどりつくこと
かなわないんだなあ
慕う
のみ
ただ
こころに
こころ
に
のみ
すべて
そうだ
ひとりだなあ
シーちゃん
って
また
いちにち
あたえられて
あたえていただいた
いちにち
効
無くゆく
ごめんなさい…
体調が
おかしい朝
かなしくなるくらい
具合わるいかも
になって…
それでも
お掃除して
お仏壇のまえ
坐っていた
お経
お祈りしていた
良寛さま
大愚良寛
と
おのれを
そう
言っていた?
生涯
道元さま
お慕いした
という
良寛さま
曹洞宗の
もうひとりの祖師の
末の末
いちばん
おしまいに
大愚良寛
とある
ほかに
三人の祖師…
そして
さらに曹洞宗系
という括りも…
記録に
のこることさえなく
ただ
道もとめてくれた僧
おもってた
命懸けに
もとめて
果てた
僧たち
おもう
道元さまの
おにいさま
おつかえをした
たいへん
うつくしいお坊さま
血縁
ではない縁
とはいえ
ともに
きよく
うつくしいなあ
と
ただ
おもう
いま
の
いのち
ずうっと
つながって
いまなんだなあ
ただ
おもう
いろづいてきた木々も
夕焼けも
星も
月も
みれない
肥えてゆくほど食べる
だれひとりとも
そうて
生きていられぬ
自分の
いのち
わがもののようにして
生きていてはいけない
と
そんな
邪
に
たやすく
堕ちていたり
悪
すべて
悪
悪
わたしという
悪
われひとり
の
悪
それでも
こっち…
と
いうようにして
ただ
いま
を
いま
へと
ひきあげてもらってるんだなあ
なにに?
なにか
に
目にみえない
みること
かなわない
なにか
生きていない
といって
ともに
ある
なにか…
ありがとう
生きて
ある
いま
ありがとう
のみ
ただ
ありがとう
生死
はじめ
ゆくところ
涅槃
と
心得て
それは
この
いま
一瞬を
ただ
ありがとう
と
つなぐ
つなげていただいている
そう
おもわれる
ありがたさ
ありがとう
と
祈っている
邪
悪
ただ
さんげしている
さんげしてゆく
ごめんなさい
と
生きて
ゆきつくところへ
ありがとう
と
たどりつかせていただく
それにしても
のこされた
この国の
仏教の
おしえ
お釈迦さまの
みおしえに
そって
そこから
この国の
自然と
とけて
ひとつ
と
なって
なにひとつ
も
苦
楽
かなしみ
よろこび
ともに
あって
やさしさ
大悲
あって
生きてこられた…
ありがとう…
ごめんなさい…
平和な世界
かならず
かなえられること
みまもっていてくださる
みえない
ものたち
祈る
ごめんなさい
ありがとう
と
ただ
祈る
夜
いま
無事に
すぎて
おだやかに
平和に
かならず
かならず
無事にいてください
ありがとう
また
明日
おやすみなさい