シーちゃんと

時々はシーちゃんとこっそり泣こう

どうしようもないもの

どうしようもないこと

ばかりが

 

たたみかけてくる…

 

古屋で

仕方ない

 

そうして

 

ほんとうは

住んでいてならぬ場所…

 

 

ごめんなさい

だけじゃいけないなあ

って

 

泣けてくる…

 

 

憑き物がついたみたいに

こうしよう

自分でしよう

なることある

 

けど…

 

危険

って

 

 

階段さえ

転げてきそうになってるのに

 

こわかったよ…

シーちゃんって

 

我に

かえる

 

でも…

 

いったい

だれに

たよる…?

 

 

だれにも

 

だれにも

これ以上

迷惑かけてならない

って

 

 

孤絶

は?

 

だれも

 

だれひとりも…

 

 

そう

数珠つなぎの

かなしい

おもいが

わいて

 

わいてきたので…

 

 

今日は生きてるよ…

 

今日は生きてるよ…

 

自分に

言ってた

 

 

愛する

パパ

ママ

 

いま

 

ここ

 

そうではないなあ…

 

 

ずうっと

さかのぼり

つながってたように

 

わたしありきの不幸

 

つながってたのに

 

われひとり悪の

おろかなわたし

 

いい気になって…

 

気もつかないで

 

ずうっと

ずうっと

傷つけて

 

くるしめてきてたんだなあ…

 

 

愛する

ひとも

 

ただの

ひとりも

しあわせになってもらえない

 

 

寒くて

 

ふらふらして

お洗濯だけで

もう

動けなくなった

 

 

ごめんなさい…

 

 

なんにも考えられない

 

ごめんなさい…

 

 

冬は

 

寒さは

かなしいなあ

 

かなしくて

どうしようもなくて…

 

平和が

かなえられるように

 

お祈りしていた

 

 

戦争が終わりますように

 

世界が平和になりますように

 

 

 

ぱっ

開いた本のページ

そこに

 

ひとは死んだら

愛するもののところへゆく

 

あった

 

これは

曹洞宗

高僧の言葉という…

 

死に

近く

語られた言葉という

 

 

なぜだか

また

ごめんなさい…

なってた

 

 

どうしようもない

自分であっても

 

いま

生きてる…

 

いま

生きて

ある

 

いま

 

 

ほんとう

ごめんなさい

ありがとう

それしか

 

それしか

ないなあ…

 

 

 

今日が

しずかに

平和に

終わってくれるように…

 

事故なく大事なく

無事にいてくれるように…

 

祈っています

 

 

かならず

 

かならず

無事にいてください

 

 

ありがとう

 

また

明日

 

 

おやすみなさい