あちら
天
と言おうか
天国と
お浄土と
言おうか
とにかく
死んだものたち
いるところ
と
こちら
ここ
いま
境
へだたり
無いかのようにして
生きている
そうやって
生きてきたんだなあ…
って
おかしい？
病気？
シーちゃん
って
生きてない
ぬいぐるみ
こどものときから
ずっと
なにか
ぬいぐるみや
かざりものや
無くても
だれかの
写真や
絵や…
そういうもの
友のように
というのか…
友
と
おもえてたり
へんてこ
言葉
消えてきた
と
気づいた
だれとも話さない
こころに
おもうだけの生活
天台の籠山行では
満願
かなうまえに
おおくの僧が
病死
と
記されてあったなあ…
って
狂死
だろうなあ
とか
また
おっかないことばっかり
どんどん
どんどん
頭
ぱつぱつ
になっても
つぎつぎ
いっぱい
つぎつぎ
あふれたので…
ああ…
やっぱり
って
わたしというものの
性質
お片付け
には
おそらく
いや…
まったく
向いていないだろう
と
わかってしまった気がしてた
お片付けが
つねに
かならず
かなえられるひと
とは
こんな
ぐちゃぐちゃ頭に
ならないから
かなえられるんだ
って…
冷蔵庫
買う
に
もれなく
引っ付いてくるもの
いまある
もう使われてない電化製品の
家電リサイクルで…
なにを
どこまで？
虫
カビ
ネズミ
いま
もっとも
激しく劣化して
発見されるもの
合板のもの
床面に置かれたもの
床に敷かれたもので…
もっとも
かなえたいのは
床面の
露出と
それからの
拭き掃除
なにしろ…
カビ
永遠…
虫
蟻や
ナメクジ…
ネズミ…
追われてきた
今日は
解放されたくなって…
眠れていない頭
ぱつぱつ
どきどき
はらはら
したので
へんてこ儀式
ネズミ避けの…
やめてみた
まとも
と
まともじゃない
境
向き
不向き
よい
わるい…
たったひとつの方法
とか
なににも
どこにも
境
なんか
無いのになあ…
って
清浄
きよらか
こころの
平和
もとめるところ
ただ
そこ
って…
頭
もやもや頭
って言ってたけど
もやもや
の意味
わたしの
意味
ちがう
って
今日
知った
どうやら
もやもや
とは
ひっかかりや
いらいら未満
むかむか未満
そんなような？
やっぱり
わかってないし…
もやもや
って
わたしの
もやもやって
もや
かかって
ぼんやり
っていう…
よく
ママ
言ってたなあ
もう
わたしも
認知症に
なりかけてるかなあ…
って
おもってた
なんとか
動けるうちに
始末できるもの
始末すること
そうして
床を
あらわにして
お掃除できるようにして
まるで
あたりまえ
の
お掃除
お片付け
の
はじめ
なのに…
でも
境
無いよ
もっともよい
たったひとつの方法
なんてのも…
朽ちたもの
自然に
消えてくれないもの
なにかの
害が
ひろがるもの
始末しなくてならないのは
あたりまえだなあ…
って
お仏壇のまえに
ありがとう
って
すわってた
湿度が
高くなって
暑さ
また
こたえた
台風の
ニュース
おそろしくて…
でも
眠たくて
でも
おそろしくて
ぱつぱつの
もやもや頭で…
いっぱい
食べよう
と
おもった
眠れていないのならば…
いっぱい
栄養が
必要
って
しなくてならないこと
できなくなっていて
できなくなってしまったこと
おもってしまえば
いま
目の前の
ひとつも
手をつけられず…
まったく
かなえてもらえなくなったら…
いま
しか
無いよ
ひとつでも
だよ
って
ひとつ
つなぐ
僧ではないから
お経
おつとめ
ではなく
ただ
祈る
こころに
あるひと
こころに
あるもの
信ずるもの
もとめるもの
かなえてもらえるように…
と
ひとつ
ひとつ
つなげてもらって
夜…
台風
その被害
どうか…
どうか
無いように…
祈るきもち
と
目の前のこと
ひとつ…
かなしくて
くるしくて
どうしようもないから
もう
境も
無くなってて
もどれる
自分
なんて
無いよ…
って
生きて
めざめられて
食べられて
いっぱい
食べられて…
ありがとう
と
ごめんなさい
ありがとう
と
お祈りした
ひとつ
と
いま
ある
しあわせ
ありがとう
しか
無いなあ…
ありがとう…
ごめんなさい…
眠れていて
食べられてて…
倒れていないように…
祈っています
平和
祈ります
かならず
かならず
無事にいてください
ありがとう
また
明日
おやすみなさい
