シーちゃんと

時々はシーちゃんとこっそり泣こう

つよがり

たったひとりで

 

ひとりぽっち

なにを

 

つよがってるんだろう

 

なにから

逃げようとしてるんだろう…

 

 

かなしくなって

 

お祈りして

 

もう一度さらった

あの燃えないごみ

きちんと始末

 

きれいに包んであったハンディブレンダー

救って

 

洗って

 

ほうじ茶を粉にしてみた

粉末ほうじ茶には

デキストリンが添加されてたから

お腹壊すな…

茶葉のを買った

 

粗いけれど粉にできて

きな粉とスキムミルク

ミルクほうじ茶で飲んだ

 

おいしかった…

 

久しぶりのほうじ茶

粉茶だけど

 

ちょっぴり

元気がでて

 

細かいとこの

お掃除をした

 

湿度が高くて

カビないように

あちこち

 

なんだか

右往左往…

 

小雨が

降っていた

 

 

畳って

こんなに重たかったのか

 

少しキリで起こしてみて

おもった

 

今日は雨ぶくみ

今日はできないなあと

下見も断念…

 

 

すごいがんばりだったなあ

ねえ

シーちゃん

 

喉頭浮腫起こして

声が嗄れて

毎日の

ママの病院お見舞いも

休むのに

ナースステーションに電話して

 

声がでなくて…

 

 だれ??どうしたの??

 

って怖がられる声ふりしぼって…

 

 

あれって

あのがんばりって

 

確かに

希望に向かっていたんだ…

 

ママは弱って

終末へと向かっているというのに

毎日新しい驚きが与えられていた

 

まるで

ここから

回復してゆくみたい…

 

あり得ないって

わかっていても

目が輝いてたり

言葉が

もどったりして

 

たのしかったんだ…

 

 

たのしいこと

しちゃいけない

なんて

自分を縛ってた

 

ネズミ騒動までは

片付けも

たのしかったはずだ

 

普通には考えられない量のもの

ひとりで片付け

始末処分してきて

 

希望に向かっていたんだ…

 

 

ネズミは

お引っ越ししてくれたらしい

 

眠るのも

ひたすら怖いきもちには

ならなくなった

でも

 

ずっと部屋の戸を開放しているのは

まだこわいかなあ…

 

 

雑踏

人混みで

 

こわいくらいの

孤独が襲ってきた

 

こわがりだけど

 

これからは

こんなこわさと

生きてゆくんだなあ

おもった

 

 

こちらに来るまえは

どうしようもない孤独がきて

 

いのちの電話みたいなの

見たりして

 

かけたこと

ないけれど…

 

苦しくて

いたたまれない人が

電話の向こうで待つ

誰かがいてくれて

 

電話をとってくれて

それだけで

 

踏みとどまるという…

 

 

すべてボランティアによるんだって

それで

研修に一年以上かかり

交通費なんかも自費で

すごい険しい道らしい…

 

友も

話す人も

いないんだけど

 

いつだか本屋さんに

スウェーデン式『死のお片付け』のこと

いまそれに沿ってもの始末していること

お話したら

 

 ええっ?まだ早い!!

 

って

笑ってくれて…

 

わたしも

つられて

笑った

 

 

夜や休日がつらい人

ふらりと

立ち寄れる場所や

 

かけられる電話が

あったらいいなあ…

 

いのちの電話

素晴らしいけれど…

 

忙しくて

つながらないとか…

 

 

コロナにも

戦争にも

緊張して

 

自分を縛って…

 

かなしくなって…

 

 

また

音楽を聴いて

 

希望に

向かいたい…

 

小さな希望

わたしだけの

 

小さな

小さな

夢と…

 

 

夏に

大好きなすいか

まるごと買っても持って帰れるように

キャリー

台だけの

袋をくくりつけるやつを買った

 

うまく運べるか?

わかんないけれど…

 

 

つよがって

のち

 

泣いた…

 

笑おう

 

 

今日も無事に終わっていますように☺️

小さなたのしみ

小さな希望

つながって

 

夢が

かないますように…

なにより

 

かならず

かならず

無事にいてください

 

 

祈っています☺️

 

 

ありがとう

 

また

明日

 

おやすみなさい