シーちゃんと

時々はシーちゃんとこっそり泣こう

虚仮

あかり

つけられなくなる

 

いたたまれず

 

申し訳なく

 

 

食べられている自分

 

生きて

 

いちにち

あたえられた自分

 

功の多少

おもう

 

むなしく

食べすぎてる?かなあ?

シーちゃん

って

 

 

もう

誰も

小太り

ぽっちゃりさん

のぞんでもないなあ…

 

ましてや

すぎてて

 

十分

ぽっちゃりだなあ…

 

功無く

食べる

 

ごめんなさい

 

 

わらわれていたのは…

 

わたし

というもの

 

虚仮

 

わらわれていたんだなあ…

 

それは

そうだ

おもう

 

こころ

 

行い

 

ちぐはぐならば

 

そういうものならば

 

そうと

自分で

わかって

 

くるしくて

むなしくて

 

かなしくなってまで

 

お経

おとなえして

 

死にたくなっていたなら

 

おろか

そのもの

 

 

ただ

食べて

 

ただ

お仏壇のまえに

すわっていた

 

正座

この

暑さに

 

手足

ぴりぴり

 

ぴりぴり

不思議なかんじになってきて

 

一年

すぎたんだなあ

って

 

今年も暑くて

けれども

 

今年の

わたし

こうか…

って

 

眠ったら

死んじゃいそうな蒸し暑さ

 

食べて食べて

飲んで飲んで

起きてること

って

 

ごめんなさい

暑い仏間にいた

 

なんにもできなくなっても

いのち

つなげていただくのなら

生きねばならない

 

あの

 

役に立たない奴は死ねばいいんだ

 

 

おそらく

わたしに

向けられたのだ

 

 

直接に

目の前に

言われるのは

たしかに

衝撃ではある

 

けれども

 

もしも

いまだに

見えぬ

聞こえぬところに

同様に…

 

おもうと

 

もっと

ずっと

おそろしい

 

 

虚仮

 

おろか

 

すこしも

気づいた…

 

わらわれているから

 

わらわれたから

いま

では

ない

 

ちぐはぐに

気づかずいて

 

ろうろうと

お経

おとなえする

悪行

 

為さず

すませていただいた

 

そう

おもっていた

 

 

テレビ

みれる

ふつう

あたりまえ

かどうかは

 

わかっていないんだけど…

 

大好きな

のんさんの映画

 

大好きな

へんてこりんの

おさかなのひとの映画

 

録画しといて

みた

 

みるまえ

あらかじめ

 

自分に

言っといたのは…

 

あのおさかなのひとは

限りなく

どこまでも

なのだから

 

そうと

わかってて

みるんだから…

という

 

 

どうだってよいというのに

 

たちのわるい人間

おかしな

におわせ

していたり…

 

そんなときの

切りぬけ

対処

天下一品

 

おさかなのひと

そういうひと

 

そう

知ってるいるから

 

どきどき

みた

 

 

肉体も自認も

自分

おもうけど…

 

肉体

 

そのようなひと

たくさんいる

とも

知った

 

 

老いて

病んで

 

朽ちてゆく

過程を

 

せめて

 

そのまま

ありがとう

って

 

いちにち

 

無為の

いちにち

さえも

 

こうして

つなげていただくように

 

助けられて

あたえられて

つながってくれた

今日

 

いま

ありがとう

と言うように

 

とは

することなく

 

ありがとう

ゆこう

 

みながら

 

おもっていた

 

 

虚仮

 

 

 

知らせていただいているのだなあ…

 

目の前に

みえているもの

 

それら

のみに

 

苦しめられ

 

傷められているのでは

ない

 

けっして

ない

 

ここまで

れんめんと

つながってきてくれた

もの

 

すべて

 

しあわせとなり

くるしみともなり

 

それが

いま

 

 

 

生きて

あたえられた

いちにち

 

いまを

 

ありがとうと

 

功無く

無為を

 

ごめんなさい

 

すわった

 

 

なんにも

考えられてなくて…

 

ごめんなさい…

 

ごめんなさい…

 

ありがとう

 

 

謎の

不思議なメーカーの

ちっさな冷蔵庫やらを

リサイクルしなくては

 

そして

 

これからの

食べる

生きる

 

想像しなくては

 

考えなくては

わかってるのに

 

なんにも

考えられない…

 

 

 

冷蔵庫

ひとと

おんなじみたいに…

 

30℃こえてくると

へこたれて

 

冷えなくなる

 

downしたら…

 

なのに…

 

買いにゆけなくて

 

かといって

 

冷凍庫は

 

猛烈に

発熱するし

電力食いで

 

申し訳なくて

つかえない…

 

生きる

ちから

 

無いなあ

 

どんどん

無くなる…

 

 

それでも

 

あたえられてゆく

いちにち

 

ありがとう…

 

 

 

かなしいんだけど

 

生きて

ある

 

しあわせ

 

ありがとう

 

 

 

 

平和に

 

無事に

祈る

 

祈る

夜です

 

 

かならず

 

かならず

無事にいてください

 

 

ありがとう

 

 

また

明日

 

 

おやすみなさい