シーちゃんと

時々はシーちゃんとこっそり泣こう

逢瀬

死角

 

最後の砦を

崩しつつある

この期に及んで

まだ

 

死角があった…

 

日々

目にしていて

 

目線より上

 

下部分はカビ大量発生にて

中身をすべて処分

カビ除去消毒

繰り返し

 

空っぽ維持

上↑上↑

 

天袋

 

押し入れが

閉鎖されていない

埃がどんどん蓄積される空間

ということ

 

いやっ!!

っていうほど

経験してきました

 

まだ

ありました

 

全捨て…??

不可能

なんと

歴代仏具の

墓場となってた

 

 

子どもの時の賞状

詩祭の二位のもあった…

 

13歳のわたしと出会った

それから

デヴィッド・ボウイ

 

罰当たりにも

賞状の紙質の上等さと

白に目をつけ台紙として

裏に

デヴィッド・ボウイのportraitを

糊で

貼っつけてあった

 

そうだ…

わたしは

希望葬式なる儀式をやった

クラスメイトたちをまきこんで

高校の文化祭だ

 

デヴィッド・ボウイ

すでに死にゆく老人として

送った…😣

少女は

残酷なのだ

 

生きてたし…

 

 

パパが末期がんの入院中

ママの病院と

かけもちの病院通い

その夜は

 

歩くには

ホワイトアウト

 

厳しく

しかし

あまりの大雪で電車が止まって

 

無人駅に

ひとり

傘もなく雪まみれに

立ち尽くしていた頃

 

デヴィッド・ボウイは死んだ

 

ごめんね…

雪ダルマのわたし

呟いたっけ…😿

 

ボウイを

お部屋に飾ろうか?

って血迷う

 

ああ

進歩していない…

いつもの

 

苦しい

記憶の

 

混乱がきた…

 

埃と

化学物質の吹きだまり

 

お家は生きていて

年を重ねて

風化と振動にあえぎ

日々

有害な粉塵を蓄積する

その除去に

アレルギーは加速

 

精神は

低迷

迷走する

 

 

清潔を

子どもの頃から指導訓練された人間は

心身の健康を維持しやすいと

何かで読んだ

 

掃除整理整頓

すべて

そこから!!

姿勢を正しく!!

と毎日毎日

何度も言ってたパパ

 

 

もの

増やしてしまった

その理由は?

パパ…

 

今夜は七夕だよ

 

逢瀬の夜✨

 

ロマンチック

ぢゃないし

 

アレルギーで

ぐちゃぐちゃぐずぐず

ぼろぼろへとへとになった…

 

 

古い高月を

きれいに磨いて

仏間にもどした

木製の朱塗りのあかが

本物で

深く

うつくしい

 

蝋燭の台は

巨大

おじいちゃんが

おばあちゃん(パパを生んだおばあちゃん)の

葬儀のために揃えたものだろう…

 

大量の大きな蝋燭は新しい

といっても

東日本大震災の時の…

ホームセンターのレシート

袋に入れてあった😿

 

 

科学は進んだ

進んでいる

 

コロナを

インフルエンザ並みのウイルスと

たかをくくってた時ですら

すでに

遠くおもわれた

 

苦手な

芳香系グッズの

ミクロのカプセルや

 

排気ガスや黄砂や大気汚染

製品や木部建材電化製品や

化学物質にまみれて暮らす現代

 

見えない

ミクロの浮遊物と生きてる

 

コロナウイルスには

好都合な環境かなあ…

って

 

びりびり痛む顔の皮膚を

何度か洗ったけど

さらに

ひどくなって

 

今日は

あきらめたよ

シーちゃん

 

蓄積する…

体のなかにも

異物に

 

猛烈に抵抗してる

わたしの

ミクロ…

 

一年

一度でも…

 

会えたら

いいなあ…☺️

 

 

 

   闇つくる

   灯に背を向けて

   秘密裏の

   花芯のあかを覆へるやうに 

 

 

今日の短歌です…☺️

 

ありがとう

 

 

生涯に

一度であろうと

 

出会ったこと

 

しあわせを

きざむ…

 

 

霧のような空気

ぽつり

ぽつり

 

雨になった…

 

七夕

祈りは…

 

 

お元気にいて…

 

こころには

夢には

 

天の川を

わたって…

 

 

今夜

ゆっくり眠れるように

祈って

 

眠ります

 

 

ありがとう

 

また

明日

 

おやすみなさい