覚悟
うろうろして 悩んだり 迷ったり 捨てる か 救う か… もしくは 判断つかず なんとなく 保留 という やがては かならず 捨てることになるもの 不足で過分で 空虚なもの… 積まれてて… パパの部屋は ずっと ずっと 物置部屋のまま むしろ どんどん ひどくなって…
漂泊の旅 なんてものは 一生無理 ゆけるのなら とっくにどっか 行ってるんだろな… と 何冊かの本 繰る すぐ 休む… そんな一日 ありがたい とは あり得ない いらないよ… ってのも ふくむ ふくまれる と 感じ入った 今日… どれだけ どれだけ 懇願したところで …
本の始末 終わった 初夏 失明の危機? くりかえしの炎症 そして 炎症への過剰攻撃の 免疫反応の白濁 ほんとうに こわかった まだ ひきずってるのだけれど… 気温が低下したら 結膜が充血しても なんとか ひどい炎症にはならないみたい 雪が 痛いんだ シーちゃ…
ベアフットできるランニングシューズ などと 夢のようなこと書いてたのだった こないだ あれは… フォアフットできるランニングシューズ なのであった… 薄底で薄いソールの 衝撃吸収のよいソールに穴あけて 紐を通してサンダルに仕上げたら もっともっと楽に …
いちばん さいしょの まもり ヒトの 肌 外側の皮膚 一見 きれい でも どこかは 痛み どこかは 割れ どこも 乾燥し どこも 一触即発の あやうい まもり… わたしの皮膚 人と くらべたりしない もし 比較することあるなら 男性! や おじいちゃん!!と… なぜな…
喪失は かなしくて もう おもいっきり 捨ててしまえ と 身を なげうつ みたいに おもいっきりよくいったなら なにを失っても きっと とても楽 かろやかだろうなあ 汚家? 汚部屋?? 汚物置小屋… いろんなパターンの とんでもない魔窟を片付けつづけ パパは…
言葉の 不思議をおもう 活字を 文字を 読みたいわたし 以前は 絵も描いていた もっと前は漫画も いまは ものすごい下手になった 絵 下手に描くために 利き手じゃない手 使うという手法があるらしい! すごい… Twitter ふたつみつ覗く 覗くだけ リアルタイム…
生きてた! 時計 ママの お下がり 姉上さまからもらった 一度は動かなくなってしまった 手巻き時計 高価なものじゃないけど 動かなくなっても 飾っておいてた わたしの部屋に パパからもらった 大きなダイバーズウォッチや おしゃれなメタルのや 親友だった…
きらきら 霜 触れてみたい そっと… お彼岸 春なのに 夜には 雪 ふわふわ やがて 主張するように のそのそ わさわさと 降る とても寒い一日 にわか大工さん の つづき… 本棚 ちょっとずつ 重量に耐える細工をしている せっかく本をおさめて 棚板 たわんだら …
うれしい ほんの ささやかな うれしいこと 誰かを 死ねばいいんだ 役に立たないんだから… などと 鬼の形相で言ってた人 実際に 体調を崩していたから 真に迫るものがあって… かわいそうですよ みんな一生懸命生きてますよ と かえしてみたところで 鬼のお顔…
とんでもないことになってた… 雪 どこも 歩くの 困難 雪山トレイルラン みたいな… 過酷 危険 目当てのものも なかった… いつもの歯科まで ママの施設まで お寺まで どこにでも… 雪にも雨にも 真夏にも 歩いて行ってたわたしを 自分で ほめよう… 雪があるうち…
十二月は 季節も急いで移りゆき 十二月は 何か知らないものに 追い立てられるみたいに そわそわ はらはら なんにもない 誰とも会わない ひとりの生活も それでいいの? と 答えを求められるような それも 裁き さながらの強さで はやく!はやく!って… 小さ…
匂い 温風ヒーターの匂い 猛烈で 倒れそう… あまりの冷え込みと 物置部屋に 勢揃いした温風ヒーター それぞれ 微妙に灯油 残っていて 空っぽにしないとなあ と ずっと 気にもなってて 仏間に温風ヒーターつけた けど とても無理 一時間に一回か二回の換気 と…
パパにも ママにも 姉上さまにも それぞれのお部屋や 物置スペースや衣装部屋や もろもろ… 片付けて… という 依頼をされた パパママの場合は しきりと 懇願するというような 哀切をおびたものだった どちらも 病にあってからの 言葉だったから… 引き受けて …
ちょっと前に ぎゃーぎゃーと 助けて! と鳴いてる猫に遭遇した 小一時間 粘って わたしも鳴いて… …にゃにゃぁぁ….. って 出てきてくれるの ひたすらひたすら… 待ったんだけど 一度だけ 隠れ込んだ木製の階段下から ちらり と その姿 あらわしてくれたんだ…
「なにをするか」 ではなく 「なにをしてはならないか」 である 中村哲さんの言葉 自分になにができるだろうか? という問いへの 中村哲さんの 答えだ アフガンに関心をもってくれる あるいは 祈ってくれるだけでもいい とつづく 最低限の機器 最低限の資材 …
鼠が出てからというもの ゴミの始末や 排水口の清潔に さらにさらに気をつけて 清潔を保つために ストッキングみたいな?ネットも止めて 朝夕に 手できれいに洗う 塩素系漂白剤をスプレー容器に希釈し 介護中のいろいろなものの消毒に噴霧して 毎日こつこつ…
雨が すごい こわいことが 次々に… オリンピック いまから 止めたらよいとおもう 止めないことには おそろしいことになる と 毎日こわい 空港関係者の ワクチン接種も終わっていないって もとより できない人も 希望しない人も働いている 東北の会場は 観客…
死角 最後の砦を 崩しつつある この期に及んで まだ 死角があった… 日々 目にしていて 目線より上 下部分はカビ大量発生にて 中身をすべて処分 カビ除去消毒 繰り返し 空っぽ維持 な 上↑上↑ 天袋 押し入れが 閉鎖されていない 埃がどんどん蓄積される空間 と…
降るというはずの 雨は 降らず じめじめとした この季節らしい気候 血圧が下がって 目の前が 真っ暗 になり 夕方 ゆっくり お散歩した 追い込む癖がある… 走らないために 洗いざらしのブラウス着た 涼しいけれど ぶかぶかで むしろ 動きづらい… 体力が 維持…
変異 といって どんどん変異して 変わって 次々に わるくなって 変わってゆくコロナウイルス これまでの インフルエンザとは 比較にならない わるいウイルスだ 日々 緊張のなかで 疲弊しているだろう医療者の皆さんは 率先して 未知のワクチン受けて 必死に…
虫が 逃げ惑っている そのわけが わかった 安全な草むらは じわじわ 毒の焼け野はらになって 山をなして そこに 雨 冬も越して また毒が撒かれ 雨、雨、雨 コンクリートを這い 玄関の隙間を狙って 必死の侵入️ 除草剤 毒だった… 悪意が 明らかなものかどうか…
生きています今日も… と 毎日伝えたい などと言っておきながら また… 生きていていいの? 生きてゆく資格ある?? とか すとん…と いとも簡単に 落ちた 二日間 泣いて過ごした… そもそも日常にフツーはなくて 誰ひとりつながってなくて 姉上さまが貸してくれ…
春の風 春の雨は もうすぐ 初夏へと 季節をうつす仕度 あわただしく 轟音が… 自衛隊かなあ? 何の訓練だろう? それとも コロナの支援? ならいいな… もの始末は 入れ物で ものの居場所の指定席を決めるので 迷って… あれ? 片付け開始前より ごちゃごちゃ……
桜の木の下を通って 歩いていたら ママが まだ 施設で待っているような… そんな気がした 一時間かけて 歩いてママの待つ施設まで 歩いて行ってた この時期は 施設までの道のりに 途中途中 見事な桜の通りがあり 朝に作った小豆のお菓子 今頃は柔らかい薄皮の…
桐の洋服箪笥を どうしようかと迷っていた これは ママのお嫁入りの時のもの 金具には細工がされており 金彩か金糸の刺繍のようで 『寿』の文字も… ずきずき… 胸が苦しくなった ここのお家が 壊される時まで ママの部屋のこの桐箪笥に 大切なカシミアなどの…
眠れないまま昨夜 お布団のなかで 流れてゆく思いを 流れるままにしていた 目をつむって ほわほわ…を 思い浮かべてみたり いろんなこと 調べる習慣のないわたしは 書物や新聞記事などで知識を得る 動画もテレビもほぼ見ないから とても狭い世界にいる 本を読…
笑う というのも ちょっと無心に近く 片付けも 無心になりつつ どきどきわくわく がついてくる どうして? なぜ?? を 越えないと 笑えない 片付けられない そんなこと 今頃わかるの? な わたしはいつも だいたい笑顔 深刻な場面にも あえて怖い顔しないよ…
三月は 地球の悲鳴とともに あたたかくなった もう おぼろげな 記憶 というより 絵みたいな たぶん 車窓の人となっていた その時の背景のせいだと思う 飾ってあるような 電車の窓に切り取られた あの照れくさそうな顔 あの日は 雪だったよね? あれから 親の…
雪は とうとう 春に溶け 雨の三月 ちょっと こころぼそい こころもとない 春の始まり 昨年の春は… 桜泥棒にもなったっけな ちょっぴり!だけど いけないよ… ママは喜んでくれたけど 今年は もうしない 桜祭りが開催されるんだって もう 何年行ってないんだろ…