シーちゃんと

時々はシーちゃんとこっそり泣こう

どこへ

感情は

果てしもなくて

 

始まりも

終わりもなくて

けれど

 

消えてくれない

おもいにも

 

この何年もつづけてきた

ものの始末みたいに

どこか

 

こころのどこかに

置き場所を与えたら

 

つらい

苦しい

とばかり

永遠に

数珠繋ぎに

 

そんな感情に

翻弄されること

すこしは

 

遠ざけられるかも…

 

 

一日

体調不良で横になって

食べて

 

むなしくて…

体が痛くて

眠った

 

苦しくて

かなしい

その

感情の

 

もとになったであろう出来事

まだ

未消化の

そのかなしみの

塊を

 

その置き場所を

さがしていた…

 

 

ママと

ずっと

いっしょにいればよかったなあ…

 

いや

 

いたかった

 

 

痛みや苦しみは

お家でどうにか緩和してやってください

お願いしたらよかった

 

もう遅いよ

 

もう

考えてもどうしようもないことを

考えてしまう

それが

 

いまの

わたしの現実

 

 

何を

諦めたんだろう

 

何を期待したのだろう…

 

混乱と絶望で

ひとり

 

判断できなかった

理解できなかった

いまも

 

わからない

 

 

ママの体に起こっていたこと

知るべきだったのだろうか…

あのままで

 

ふたりで

 

ここで

眠って

起きて

そうやっていたら…?

 

誰かに

 

わかってくれる

伝わる人に

 

伝えられる人と

話したかった

 

あの時ばかりは

 

かわいそうな

ママ…

ごめんね

 

 

 

どこへゆくんだろうなあ

人は

 

このおもいは

 

 

きりがないなあ…

情けない

だらしない…

 

 

 

病は

避けられないもの

 

見つけるのだって

むつかしい…

 

予想していた

最悪のことが

現実になってゆく恐怖

 

それが

単なる

序章に過ぎないとしたって

これから

 

ここからを

 

生きて

生きて

生きられるだけ

 

生きるしかないんだね

シーちゃん

 

 

すべては

もっともよい方法で

もっとも

安らかに

 

尊いおもいに

守られて

 

正しく

運んだことを

信じたい…

 

 

どこへゆけばよいのかなあ?

わからない…

 

 

住んでいてよいお家じゃない

ママ

もう

いないんだからね…

 

しっかりしなくちゃ

とにかく

 

怨霊の居場所のような巣窟は

脱却できたけれど

 

泣きたくなるみたいな

どうしようもなく

疲れ果ててしまうような

ものにまみれた

 

かなしみのいるところではない

 

光の似合うところにするまで

 

あかるくなれるまで

 

片付けよう

 

 

明日

 

明日は

元気になっていよう…

 

いたいな

 

お願い…

ママ

 

 

眠れる時は

しっかり

眠って

 

無事に

 

お元気にいて…☺️

お祈りします

 

 

なんにもできなくても

生きてく

 

生きてた…

 

 

ありがとう

 

また

明日

 

 

おやすみなさい