まよう
まどう
迷惑
って
そう書くんだなあ…
って
迷惑かけて
ごめんなさい
の
人生だなあって…
つくづく
おもってた
せめて
もっと
捨てて
と
また
ひろげてしまう
また
やってしまった…
こんな
大量のものたち
のこされたなら
迷惑だよねえ
って
そこから
また
沈んだ
わたし
迷惑しか
かけてないなあ…
迷惑
減らす
お片付けだ
ひとつ
でもだ…
減らすんだよ…
って
お祈りのため
お仏壇のまえ
もどったら
お祈り
お経
できないくらい
泣いてしまった…
逃げてる
病から
そのこと
いちばん
迷惑
いちばん
悪
みんな
そこから
きてる
って
わかってるのに…
それでも
生きて
あたえられた
いちにち
今日
ありがとう
と
こころから
おもう
先
未来
どんな明日でも
どんな
いま
も
ありがとう
つたえてる
つたえられる
わたし
想像する…
いま
が
おしまい
かもしれなくて
おしまいも
いま
きり
いま
つなぐってことに
かわりはなくて…
いつでも
いつだって
死のお片付け
と
こころしておくんだ
そうしたら
勇気りんりん
かなうような
おもうような
すがすがしさ
きよらかさ
へ
ちょっぴり
ちかづける
と
くりかえし
自分に言ってた
もし
いま
到底まとも
じゃなくても
正気
とは
いえない精神でも
生きて
ある
いま
ありがとうだ…
シーちゃん
って
とにかく
食べなくちゃ…
って
迷惑?
ひとつ減らせる
冷凍しといたお魚
イワシなんだけど…
以前はItalian?にして
まいにち食べてたんだけど…
買ったはよいけれど
とても調理できそうになく
そのまま冷凍してしまっていた
使えた…
よかった
と
すこし
おちついた
姉上さま
イワシ料理も
おいしそうに
食べてくれたっけなあ…
味つけ
薄すぎるっていうのに
骨も!
しっかり噛んで
ぜんぶ食べてくれたなあ
ありがとう
って
泣きそうになりながらだけど
なんとか
残ってた乾燥ハーブで蒸し煮した
すこやかに年を取らなくては
いつまでも動けなくては
役に
立たなくては…
年かさのひと
誰もが
それに
追われている
って
知らされてた
そんなひとたちも
もう
天国へ召されたり
お散歩で会える
も
まったく
なくなった
迷惑かけて
生きてゆく
ひと
ことに
わたし
迷惑しか
かけてなくて
生きてこられたのは
生きていられるのは
いま
あるのも
すべては
他力だ
生まれたこと
と同様に…
ひとに
生まれて
ここに
生まれて
いま
とてつもなく
ありがたく
おもえて
泣いた
ありがたさ
以上の
とんでもない
迷惑かけていて…
どうしても
泣きそうになってしまって…
今日は
そんな
ぐにゃぐにゃのこころだよ…
って
気をつけて…
と
自分に言った
泣かないからね
ありがとう
と
パパママに
姉上さまに
こころに
言ってた
お祈り
できなくて
ごめんなさい…!
と
ただ
お仏壇のまえに
座っていた
お布団
捨てるのは
けっこうたいへんなんだけど
旅館?みたいに
大量にあった
新しいのにカビ臭いお布団も…
真新しいお布団
使ったらよかったのに…
そして
パパママ
羽毛が嫌い?とか?
古い昔からのお布団
たいせつに
ていねいに
ずうっと使っていて…
そうして
病になって…
お片付け
最初の頃に
そのお布団は
捨てるしかなくて…
捨てる仕度してて
つらくて
わんわん
泣いたなあ…
ひとり
泣いた
泣いたけど…
姉上さまがいてくれて
報告できて
報告したら
きもち
すこし
楽になったなあ
お片付け
いくら
死のお片付け
めざしても
跡形も無く
は
かなわないのだけれど
かるく
には
ちかづけられるように
祈って
祈って
死のお片付け
と
こころに
いつも
いつも
おいて
迷惑は
まよう
まどう
だよ
って
念じて…
捨ててゆけるように…
勇気
あたえてもらえるように…
平和が
かなうとよいなあ
世界中に
はびこる
おもたく
つらいこと
ひとつ
ひとつ
ときほぐされて
つながってくれて
抗えずに
こえ
出せずに
ただ
じっと
苦悩しているひと
ひとり
ひとり
みずからの
おもいと
歩きだせる世界に…
平和
祈って
お片付けしよう…
お片付け
終わらせないことには
動けない
っていう
このきもち
いつかの
誰かの
きもちかも…
って
まとも
正気
じゃなくても
生きている
ただ
ありがたいっていう
この
きもちも…
あの時の
誰かの
きもちかも
って…
ありがとう
と
お仏壇のまえに
座っていた
もすこし
だけ
ひとつ
だけ
つなげて
眠ろう
眠れますように…
いちにち
いちにち
あかるいほうへ
つながってくれているように
光
いつも
見えるように
眠れていますよう
倒れていませんように
食べて
お水も飲んで
やすめていること
祈っています
無事に
かならず
かならず
無事にいてください
ありがとう
また
明日
おやすみなさい