シーちゃんと

時々はシーちゃんとこっそり泣こう

忘れない

明け方の夢

姉上さまと弟とわたし

それから

 

会いたいと

無事に

祈る人と

四人で

 

その人のおみやげの

大きな洋梨を剥いて

いっしょに

食べる仕度していた…

 

 

ありえない…

けれど

 

とても

平和な夢をみた

 

終戦の日

 

ありがとう

夢にあらわれてくれて

 

昨日の

ぼろぼろのこころ

まるで

見透かしたみたいに

 

ふと

亡くなったんじゃないよね?

不安に…

 

いいえ

 

かならず

かならず

生きていてくれます

 

 

会えないけれど

忘れません

 

ありがとう…

 

 

体調も目も

ぶり返し

いちばんは

 

こころかなあ

 

 

臆病な

よわい自分

 

 

ご近所さんを

避けている

ママのこと亡くなったと

報告したとき

 

彼女は

ママのことよりも

 

身内の不満を語って

止まらなくなった…

 

 

聞いては

話させては

いけないなあ

とおもった 

 

 

今夜は

とてもかなしい夜

 

自分に

負けている

 

 

せめては

 

臆病で

弱虫で

 

孤独が

怒りになることはなくて

よかった

と…

 

 

生きてゆかなくちゃ

シーちゃん

 

 

ごめんなさい

 

 

新盆

ママの気にした世間は

ママのこと

もう過去に…

 

 

忘れません…

ずっと

 

 

 

ありがとう

 

また

明日

 

おやすみなさい