お浄土に
あっても
なお
修行してくれている
という
そのことを
おしえていただいてからは
涙は
すこし
あたたくなった
かなしみ
から
安心
の
涙
になって…
安堵して
涙
あたたかくなったんだ…
シーちゃん
大相撲を
ラジオで聞いていた
お仏壇のまえに
縫い物しながら
風貌もわからぬ
新入幕の力士の
姿
想像して…
聞いていた
パパと!
たぶん…
天国でも
魂となっても
人間界のような
騒がしい楽しみ
まだ
つづいていたならば
やがて
むなしいような
遊興遊戯と未だある
というならば
さみしいな…
かわいそうだな…
って
ずっと
泣けてしまう
そんなおもいと
せつなくいたので…
人身
にんしん
得ること難し
と
修証義にはある
仏法値うこと希なり
と…
お浄土に
渡していただいても
人間界同様の
むなしきこと
いつまでもつづいていたら?
いったい
何に生まれ変わるの…??
という
こわい
謎
晴れた
庵主さま
ありがとう…
二十代半ば
という
若く
うつくしいまま
あちらへと旅立った
友を
祈っていた
今日
そちらは
修行は?
どうかな…
って
やっぱり
やっぱり
いつまでも
いつまでも
泣けてしまうのだけれど…
あたたかい涙になって
いっしょにいる
と
ただ
そっと
いっしょに
いてくれるんだな…
と
おもい
お話してた
聴いてくれてる
と
おもった
体調
へんてこ
こころも
ひわひわ…
でも
いっぱい
いっぱい
食べられた
泣けたけど…
今日
いま
できる
を
一所懸命にした
明日は
ないかも…
それは
ほんとうに
そうなんだ
あれきり…
会えなくて
ごめんね…
ありがとうね…
って
こころに
いっぱいに!
おもって
祈った…
平和を
祈ろう
そちらでも
祈っていてくれるねえ…
と
あちらの
ひとたちと
祈っていた
戦争が終わりますように
世界が平和になりますように
また
雨が降ってきた…
人が
招いたかもしれない異常
ならば…
人が
解き明かして
人と
自然が
もっと
ちかく
負荷
ちいさく
共に生きてゆける道へと
ちいさくとも
一歩ずつ
歩んでゆけたら…
と
祈る
できるのは
わたしのしてることは
さらに
さらに
ちっぽけ
だけれど
こんな
へんてこなひと
も
どっかにはいて…
つながって…
塵も積もれば…
に
なれたらな
って
祈る
雨
雨…
おとなしく降っておくれ…
こわいし
びびる…
きな粉まみれにして!
寝るまえに!!
食べるのだ
いけないんだろうけど…
ココアも
飲もう…
脱水と
こころ
には
よい
たぶん…
無事に
無事に…
かならず
かならず
無事にいてください
倒れていませんように…
ありがとう
また
明日
おやすみなさい