シーちゃんと

時々はシーちゃんとこっそり泣こう

罪悪と迷走

すてる

すてなくては

 

追われる

 

 

昨夜

とても寒かった

 

まだ

しまっていなかった膝掛けや

フリースのカバー

お布団のうえに

全部かけて

 

眠ったとおもっては

めざめ

 

また

うとうと

 

 

しなくてならない

たいせつなこと

 

頭が

もやもやして

 

こころは

はらはら

胸苦しくて

 

できなくなっては

 

さらに

はらはら

どきどき

 

追われる…

 

 

おろか

悪とは

 

こういうことだなあ…

シーちゃん

 

 

背中

肩甲骨の内側

苦しくなると

風邪の

入り口

 

甘いもの

食べたい…

 

といっても

お菓子は買わない

つくらない

 

レーズンと

発酵マーマレード

 

冷凍してある甘酒だけで…

 

お砂糖は

残っているんだけど

 

いつのまにか

食べたら

いけない

 

なってて…

 

 

レーズンに

オートミールやゴマ

あれやこれや混ぜて

食べていたら

 

果糖

からだによくないよ…

っていう

 

いつかの

姉上さまの声

 

きこえた気がして

 

 

涙が…

 

 

泣きながら

食べる

って…

 

何度も

 

何度も

 

数えきれぬほど

 

そんな

餓鬼

みたいなことしたなあ…

まだ

してるなあ…

って

 

途方にくれる

 

 

すてるのは

かならず

罪悪感がきて

やがて

 

のみこまれて

 

判断も

つかず

迷走する

という

 

そんな

果てもない

くりかえし

のようにおもわれてきて

 

一生

はれやかな

きよらかな

 

すがすがしい

こころには

 

一生

たどりつけないんじゃないか

おもわれてくる

 

すてることへの

申し訳なさ

 

罪悪感

 

それは

無力

無能の

 

自分から

きていて

 

すべて

自分に

むかっているんだなあ…

 

 

明日は

ないのだ…

 

いまだ

という

 

希望と

絶望とが

ないまぜになったような

 

おそろしく頑丈な

おもい

あって

 

つなげられていて

 

ときはなたれることなくて

 

 

罰当たり

 

それだけ

わかって…

 

ごめんなさい

 

ありがとう

 

祈ってた…

 

背中がくるしい…

 

 

ただ

ほとけ

おもう

 

おもうならば

 

ほとけも

おもっていてくださるという…

 

 

罪悪と

迷走と

あっても

 

ただ

おもい

 

祈る…

 

 

 

平和

かなえられてゆく世界

おもって

 

祈ろう

 

 

祈る

ひとびと

 

その

祈り

 

とどき

 

すべて

とどき

 

応じあうように

 

ひびきあうように

 

平和が

かなえられますように…

 

 

 

 

いちにち

無事に

終わってくれること

 

倒れていないこと

 

祈っています

 

 

かならず

 

かならず

無事にいてください

 

 

ありがとう

 

 

また

明日

 

 

おやすみなさい