猫に
ご飯あげる
は
正しくない
猫に餌をやる
が
正しいなあ
シーちゃん
って
ご飯
食べながらおもってた
そんな
つまらぬこと
おもうにつけても
また
ただ
ただ
申し訳ないきもちで
いっぱいになっていた
胸いっぱいになりながら
食べていると
むしろ
食べすぎてしまうという
悪…
ごめんなさい…
姉上さま
わたしの
姉であるので
わたしに対して
猫同様に
何々を
してあげる
ではなく
してやる
で
いっこう
かまわないのになあ…
って
そうおもってた
あげる
をつかってた
姉上さまのわたしへの
言葉
胸に
あって
おもって
そうして
生きている
祈りと
ごめんなさいの
さんげと
生きる…
祈りと
さんげ
ごめんなさい
と
ともに
胸にある言葉
おもいかえしては
五観の偈おとなえして
ご飯を
いただく
いっぱい食べて
ごめんなさい…
これは
姉上さまだけではなく
お釈迦さまに
お祖師さまがたにも
ご先祖さまたちにも
天国のひとたちにも
言ってるんだなあ…
飢えぬほどに
が
まるで
まったく
かなっていないなあ
と
体重が増える
とは
そういうことだ
って
ごめんなさいと
食べる
甘いもの
食べるのは
あたりまえのお家で
一歳未満にすでに糖分をあたえられていただろう
と
そんな推測
してくれたのは
都会の大学病院の歯学部の歯科医師
だろうなあ…
って
ぐうの音もでなかった
いま
というか
ずっと
おこもり
病院ゆけてない
ごめんなさい…
自分の
からだに
こころに
言ってた
お砂糖は食べなくなった
けど
レーズンとドライプルーンを食べるから
贅沢だなあ
ごめんなさい
と
食べる
風邪のようになった
においによわい
混沌のお部屋の床をお片付けして
掃いて
拭いて
くりかえしたら
やっぱりか…
の
体調不良
劣化したプラスチックと
芳香剤の成分が溶け合い
siliconやteflonみたいに?
わかんないけど
鼻腔
喉
にも
吸着してしまうらしい
しばらく
芳香剤のにおいと
生活していた
風邪様の症状きて
全身筋肉痛きて
正座もできない
今日
よわいなあ…
なさけないなあ
っておもったら
鼻水は
鼻が
一所懸命だよ
って
筋肉痛は
おそらく
血液成分の仕業
血液が
一所懸命だよ
って
なってた
ぼけぼけの
おとしよりのお顔みたい顔してるなあ
いつのまにか
さらに
今日は
伝染病の
猫パルボの猫みたいに…ぐちゃぐちゃだ
おっかなくなったんだけど
いまさら?
いま?
と
死ぬなら死のう
と
死のお片付け
してるんじゃなかったのか
と
なった
いっぱい食べること
かなえてもらったのは
正しいこと
つなげてもらうため
一所懸命の
からだのため
と
自分に
言った
混沌
ぐちゃぐちゃなんて
とてもかなしいんだ
決まってる
お部屋のように
脳
混沌
ぐちゃぐちゃは
かなしみの
もとなのだ
そうなんだけれど
そこに
さえも
ゆきつかせてもらったんだ…
祈りと
ゆきつかせてもらったんだ…
って
また
ひとつ
ひとつ
と
正しく
祈って
お部屋が
段階的にでも
しだいに混沌
抜け出してきているようにして…
と
お祈りして
ありがとう
と
くりかえしてた
脳
心
つながって
まだ
一所懸命で
それで
ぐちゃぐちゃ
のように
なるんだ
って
祈りと
ひとつ
しか
ないよ
生きてるよ
今日は
いまは…
いま
しか
って
正座ままならない
ふらふら
でも
しばらく坐った
お寺
苦
の
場所に
なってしまったけれど…
かなしみの場所になったんだけど
かなしいのは
生きてるから
生きてるかぎり
かなしいんだよ…
おさとり
えられぬものは
かなしみとゆくんだよ
おもえば
お寺の
お坊様親子だって
もろに
苦
と
あって
吐き出された言葉
だったんだなあ
明日を
ねがっていけないんだろうに…
明日
あたえられたならば…
また
坐って
お祈りした
ごめんなさい…
ありがとう…
なにひとつ
まともでなくて
なにひとつ
かんがえられてなくて
それでも
つなげてもらっている
死のお片付けだなあ
ありがとう
捨てて
ごめんなさい…
今日
おだやかな夜になって
ゆっくりと終わって
やすめますように
倒れていませんように…
かならず
かならず
無事にいてください
ありがとう
また
明日
おやすみなさい