シーちゃんと

時々はシーちゃんとこっそり泣こう

みえないもの

信ずる

というのは

 

みえないもの

つながってゆき

つなげられて

 

ここに

ある

 

ただ

一心に

おもう

しずかな

こころ

 

そういう

おもいに

なっている

 

ゆれて

しすげさ

かなえられないこと

のほうが

おおくて…

 

ただ

祈るばかり

 

祈り

 

なんだか

ぜんぶ

 

生きる

ぜんぶ

 

祈り

なってるなあ…

いま

 

 

寒いよお…

シーちゃん

って

 

でも

 

生きてる

起きられた

 

ありがとうだよお…

って

このところは

お布団でられるきもちに

なってくれるまでの

もじもじしてるとき

 

修証義の第一章を

こころに

おとなえしている

 

から

地獄を

 

生きてるうちの

死んだのちの

長時の苦

おもってる…

 

これ

おもうことからさえ

はなれて

生死

うけて

 

わかり

 

しずか

清浄

へと

 

たどりつけないことには

 

ずっと

ずうっと

かなしいんだろうなあ…

って

 

 

ほんとう

ふらふら

 

ぼんやり

かなしくて

しようもなくて

 

ただ

いつも

みえないもの

祈って

 

祈り

つなぐ

 

 

あの

戦争に

その激化の

現実に

 

そうして

治安悪化

災害や天災それらへの

この国の向き合い方や…

いま

 

もうなんでもありだとおもってる…

 

そう

しょんぼりした

お顔で

語っていた

老いた詩人

 

亡くなってしまった…

 

あのときのお顔

詩人のお顔

というより

 

おじいちゃん…

そんな

よわよわしい

かなしげな

あの

お顔

 

やきついてるなあ

 

 

僕は言葉を信じていない

 

って

そう

語っていた老詩人

 

詩を

わたしも

でたらめ下手くその詩を

書いてたりしたんだけど…

 

いつのまにか

書かなくなった

 

詩は

文学で

 

つよく

芯が通って

どこかでは

たたかっていなくちゃ?

とか…

 

 

詩人

老いた詩人

きっと

 

老さえ

実りであるのだろうに…

そういうひとさえ

 

むなしく

かなしく

しょんぼりしてしまう

いま

って…

 

 

 

執着を離れ

安穏に達し

すべての束縛を超えている者を

悪魔の軍勢はどこにも見いだすことはできなかった

 

 

お釈迦さま

たえて

 

到って

 

ずっと

 

みていてくれてるんだろう…

 

とうてい

けっして

 

ぜったい

たどりつくこと

かなわないんだけど…

 

 

たった

ひとつ

わかるのは

 

ほんとう

ばっかだなあ…な

ひとつ

だけど

 

もの

ひと

 

ある

みえる

 

ないもの…

ということだ

 

無常

 

 

死のお片付け

とは

まったく

言いがたいなあ

 

いまだに取り置いてある

ものたちの

圧倒的な

多さ…

 

 

みえないもの

つなげられてゆく

そのような

こころの

ありように

 

ふさわしいところ

とは

 

まるで

なってなくて

おもえもしないのに…

 

捨てられないなあ

って

 

かなしくなってる

ただ

 

ただ

かなしい

 

だれかに

つたえたい

 

お話したい

 

たすけて…

って

 

そう

つたえる

言う

のも

 

みえないものたちへ…

 

 

これ

わたしの

悪の

おろかの

 

おしまいまでの

生きる

ということ

なんだなあ

って

 

ごめんなさい

さんげして

さんげして

ゆくんだよ…

 

そろそろ

命懸けに

がんばって

 

捨てねばならないんだろうなあ

 

 

がんばって

という

 

言葉の

ない

がんばって

 

ああ…

うつくしいがんばってだなあ

 

そう

おもい

涙が

流れた

がんばって…

 

こころに

あるなあ

 

上皇后美智子さま

お声

うしなわれて

 

手話で

 

握った両手

やさしく

ちいさく

上下にして

 

あれ

がんばって…

だったよねえ?

 

 

いっしょですよ…

って

 

いっしょに

がんばって

生きていましょう…

って

 

なんか

言葉も

なくても

 

いまや

みえなくても

 

でも

おもって

 

祈ってくださっていて

いっしょにいてくれるみたい

って…

おもう

 

 

 

祈り

つなぐ

こころ

 

まごころ

 

 

みえなくても

 

ひと

すべて

 

すべて

そなえられて

ひと

 

信ずる…

 

 

 

戦争が終わりますように

 

世界が平和になりますように

 

 

つかれてしまって

いつにもまして

考えられなくて

 

真夜中

すること?

 

捨てたらよいのに…

ひとつ

 

まだ

途中…

 

ばかだ…

 

なのに

米粉

お団子も

食べてしまった

 

まえは小麦粉でしてた

お団子

熱湯で練ってから

お鍋でよく練って

砂糖無し

でも

 

糖化アルファ化により

ほんのり

甘くなる

それに

砂糖無しきな粉をかけて…

 

お仏壇のまえ

パパ

ママ

おもったら

 

甘くないもの好きな

姉上さまにも…

おもってたら

 

泣いてた

 

 

終わっていない

ひろげたままの

ものは?

 

 

清浄

は?

 

夢かなあ…

 

 

真夜中

悪魔

くるなあ

って…

 

傷んでいるか

救えるか?

たしかめて

 

眠れたらよいなあ…

 

 

ごめんなさい

 

ごめんなさい…

 

 

ありがとう

 

 

こころ

かるく

 

無事に終わってくれますように

 

倒れていないこと

無事にいてくれること

 

祈っています

 

 

かならず

 

かならず

無事にいてください

 

 

ありがとう

 

 

また

明日

 

 

おやすみなさい