道
得るのは
身を以て
得る
という
どうなれば？
死のお片付け
と
言えるように？
って
ここまでも
すでに
捨てて
捨ててしまって
ごめんなさい
って
ただ
ごめんなさいしかなくなってる
もっと
はやく
気づいて
もの始末もの捨て
お片付けできていたならば
捨てずに残せたものたちが
たくさん
たくさん
あったなあ
って
ごめんなさい
ばっかりになる…
かなしい
シーちゃん
って
どうしよう
ほんとう
ほんとう
かなしい
って…
お布団で
お経おとなえしてたら
そのうち
身を以て…
浮かんでくれた
そうだ…って
なんにもならない
いのち
ならば
泣いて
泣けてばかりいる
いま
ならば
たった
ひとつ
さえ
ものすごいことなんだ
って
はじめ
の
こころに
かえってゆけた
ありがとう…
心を放下して
知見解会を捨つる時
得るなり
そこへは
とうてい
ゆきつけるとは
おもってもない
けれども…
なんにも
できずに
泣いていたなら
もっと
もっと
パパ
ママ…
もう
生きていないひとたち
お浄土にいて
修行していてくれるものたちを
もっと
かなしませてしまう
その
修行の
さわり
となってしまう
と
そう
おもわれてきたのは
また
ただ
お仏壇のまえ
ただ
じっと
すわってたおかげだ
ありがとう
と
ただ
ありがとう
となって
また
つまらぬ
ひとつ
つなげてもらった
役立たぬわたし
である
そのことに
すわること
さえも
かなえてもらえているんだなあ
そうして
そのような
無能のわたしを
慈悲にすがるばかりの悪のわたしを
養ってくれている
姉上さまのおかげ…
ごめんなさい…
ごめんなさい…
捨てて
ごめんなさい…
もっと
もっと
はやく
気づいてあげられなくて
ごめんなさい…
身を以て
は
すでに
体力うしなわれてきて
おかしな体調
ふらふらで
おそらく
いましか
かなわぬ
ひとつ
だなあ…
って
ほんとう
明日は
ない
わたしなんだなあと
ふらふら
一所懸命
つなげてもらった
たくさん
たくさんのもの
劣化や
それらに発生した虫や
はやくに気づけず
捨てるしか
しようのないものに
してしまったけれど…
まだ
残っていて
このまんま
では…
春わたし
生きている？
春には
虫や
カビや…
またおんなじ
くりかえししてしまっては
とりかえしのつかないことに…
たいせつなもの
までも
侵襲してしまいかねないよ…
って
どきどき
ふらふら
気をつけて…
気をつけて…
と
自分に言って
ひとつ
ひとつ
ほんとうに
一所懸命になってた
つなげてもらった…
つなげてくれて
ありがとう
ただ
すわる
は
まったく
なんにもならない
んだけど
道に
ちかづくような
そう
おもえる
すこしの
安心
かなえてもらえる…
昨晩は
くるしくて
どうしよう
って
どこへ…？って
どこへゆけば…
わたし
どこへ行ったら…？
と
眠れず
泣けた
いま
しか
ない
身動きとれない
悪
この
悪
は
どこへゆこうとも
やがて
地獄へと
おちいるんだなあ
ただ
それだけのこと
って
さき
なんて
おもわない…
みたい
なりたいわたし
なんてもの
もとより
ない
いま
いま
すわる
すわった
ひとつをつなげてもらえた
今日
いま
生きている
ただ
ただ
ありがとう
と
すわっている
ありがとう…
平和へと
道
つながって
つながってゆけるように
祈ります
戦争が終わりますように
世界が平和になりますように
今日が
無事に
事故なく
大事なく
終わってくれているように
しずかな
夜になって
倒れていないこと
祈っています
かならず
かならず
無事にいてください
ありがとう
また
明日
おやすみなさい
