背中の痛み
何とかしようと
エア縄跳びをやれるだけやろう
と試みるも
衣服による
接触性皮膚炎が起きて
断念
動悸もあり
一日
何ともけだるい
惨めな気持ちになり
夜
ネズミの動向を確認するべく
家の中をお掃除しながら
ものを寄せて
見てゆくと
あちこちに被害が及んでいた
数匹？
お家の中は
汚染されている
アルコールでお掃除しただけで
疲れきる
とにかく
広い
片付けも
今日は断念
姉上様がネットで注文したという
ネズミ避けグッズが
明日届くという
いろいろ調べたけど
効果はないらしい
気持ちの問題か…
といって
ネズミ取りの装置や
粘着テープで
いのちを奪うということを
できるはずもない
食べ物を置かず
兵糧攻めにする
それでも
暖を取りにネズミは来るらしい
せめて
暖かいところで死にたいのか？
いのちの行動は
似かよる…
食べるの
なかなかつらい
きびしいな…
ママを毎日お世話して
いのちは重い
と
実感した
そこに
ひとりで立ち向かうような
畏れもあった
終わって
いま
どうして
先生が入院と言った時
お家にいさせてあげてください
と
言えなかったのだろう
迷いに迷って
入院前日も
当日も
嫌な
悪い予感しかなかったのに
どうして
入院はさせない
と
言えなかったのだろう
と
悲しみが
いまだに溢れる
どんなに
自分に言い聞かせても
どのような理屈
理由
言葉をもってきても
どうにもできない
埋められない
悲しみが
苦しみが
わたしを支配している
自分を
信じきれなかった
わたしが悪いのだ
これから
どう生きてゆけばよいのか
ただ
苦しい
ママが
病院で
ひたすら待ち続けていた
あの
最期の顔を
忘れることはできない
忘れては
生きてゆけない
わたしは
生きてゆかねばならない
ママが
最後の最後まで
わたしを待って
必死に生きてくれたように
終わりの時まで
どんなに苦しくても
生きなくてはならない
小さな
けれど害獣であるネズミが
この古いお家に舞い込んで
また自分の苦しみと向き合うことになった
この苦しみ
見ないふり
考えないふり
を
していた
生きてゆくことは
残酷なこと
いのちをつなぐために
多くのものを壊し
たくさんのいのちを殺し
そうして
食べ物という
いのちをいただく
菩提寺の和尚が
人間として
まともな人間なら
在家で教えをいただき
得度する
という希望を持ち
相談もできたかもしれない
とりつく島もない
商売人でしかない
たちが悪い
仏教の不殺生戒を守り抜くことは
困難なことだ
生きるとは
食べなくてはならない
食べるためには
多くの犠牲をともなう
食べ物を一切捨てることなく
食べ尽くす
せめては
そのようにして
無駄をせず
すべて取り込みたい
また
仏の道を考えています
お寺が
死の儀式を
形式的にして
商売とするところでは
なくなるような
そういう時代が来なければ
この国の
よいところは失なわれて
人びとは
絶望し
怒りや
憎しみに堪えかね
平和から
遠ざかる
コロナウイルスの感染が拡大し
殺伐としている
この国を
これからを
世界を
平和に導くことのできるもの
おもいやりや
やさしさ
想像力
手をさしのべる
勇気
何の利害も
欲もなく
苦しむ人びとに
寄り添うには
仏にそって生きてゆくことで
かなえられるのではないか…
と
自分のこの先の
生きる道を
考えています
ママの忌明けまで
ママを供養して
それから
自分のために頑張って働き
その仏道の夢のために
準備して
お家のこと
雪片付けもして
自分を
見つめながら
生きてゆこう
と
思っています
音を
聞くこともつらいけど
ラジオ
と
ネズミが
逃げてゆくように…
無駄らしいですが…
生きることは
とてもつらいです
だからこそ
生きることは
すばらしいのだと
信じています
勢いが抑えられません…
あなたのご無事を
お祈りしています
楽しい
よい週末になりますように
ありがとう…
また
明日
おやすみなさい
