お浄土で
お浄土のひとたち
みんな安心して
修行している
この世の中の
食べられる食べもの
みんな
神さま仏さまの
お下がり
南無阿弥陀佛
また風邪みたいに筋肉痛や耳鳴りや
目の痛みや…ごめんなさい…ごめんなさい…
南無阿弥陀佛
にんげん
眠らないと
生きていられないにんげん
まだ
にんげん…わたし
ごめんなさい
南無阿弥陀佛
この自分の
生きるには
意味が無いとして
意味も
求めてもいないいまとしても
お念仏
つなげられてあった
お彼岸は
かなしい
自分の愚か悪かなしい
お彼岸にも
お正月お盆にも
お寺お墓ゆけない自分さえ
お浄土にむかえとられる身と
こころ
つなげていただき
長い長い年月かけて
迷うばかりの闇にも
つなげていただき
未だに
右往左往して
ひきこもりにもなって…あらゆること
困難となっている
いまも
お念仏
ある
信
消えず
あって
どんなに迷いくるしんでも
きり無いさんげとあってもなお
愚かな自分の生きるを嘆いても責めても
成就した誓願
あったおかげ
わたしにも
つなげられて
うづめられてあったこころに
まことのこころに
つなげられて
いま
おねえちゃんのおかげで
食べてこられたおかげで
パパママご先祖さまのおかげで
いま
と
ただ
いまと
つなげていただいて
生きてこられたんだ…パパママ
ごめんなさいしか無い自分になったんだけれど
生きて
生きてこられた
ありがとうするいちにち
有り難いまことのこころ
お下がり?みたいに
ずうっとずうっと…
ずうっと…つなげられてたよ
パパ
ママ
おじいちゃんおばあちゃん……
また
ごめんなさいと
ありがとうと
南無阿弥陀佛
お念仏と
今日
ただ
お念仏と
いま
このいま
いまきり無い
いま
つなげられてゆく
ありがとう
ごめんなさい…ごめんなさい…
法蔵比丘
四十八願を誓ってくれた
願い
かなって
阿弥陀佛となった
南無阿弥陀佛
知る
というところから
ああ…そうか…となるまでには
長く長くかかったわたしだよ
ごめんなさい…
くるしんで
まだ
くるしんでいるけど…つなげられた
ありがとう
葬儀や
お寺お墓の御参りに
そういう有り難い
機に
失望して?
絶望して?
もうお寺さんは信心を求めるところじゃない
そんな
助言くれたひとたち
お浄土に迎えられたり
よわって
ひきこもりになって
会えなくなったり…
御供物は毒だから食べないで捨ててください
って
葬儀屋さんが言ってたんだけど
食べたわたしだよねえ…シーちゃんって
またごめんなさいしよう
ありがとうしよう…って
よたよたふらふら
ひとつ
ひとつ…
お仏壇のまえで食べたら
ネズミはかならずやって来るって
何度も何度もネズミに知らされて
またくりかえしてた馬鹿だけど
ほんとうに馬鹿なんだ…パパママ
って
小豆と玄米ご飯を
ぼたもちもどきにしてお供えした
お祈りして
すぐに!
お仏壇のまえで
ありがとう…!!って
みんないっしょに食べよう…って食べた
みんな小豆だいすきだもん…ありがとう
南無阿弥陀佛
生きてるにんげんに
会いたい
生きてるにんげんと
話したい
生きてるにんげん…
南無阿弥陀佛
南無阿弥陀佛
馬鹿だ
生きて
生きて
わたしのうちに
生きて
みんないてくれてるんだ…って
ありがとうと
ごめんなさいと
南無阿弥陀佛
お念仏
つなぐ
お下がりが
うれしかったなあ…さらの自分だけの新調よりも…
生まれたときからわたしのものはみんなお下がり
って
かわいそうに…などと言って
おためごかし?欲望?
汚らしい邪心に
もの買ってくれたにんげんならば…わかったなあ
ちびのわたしにも
ちびだからこそ
あった
まことのこころ
おもっていたお仏壇のまえ
ママが残していた古着物は
捨てないよママ
丹前
綿入りかいまき?
それを
綿入り半纏にお直ししてあるんだけれど…
ひと針でも…って
いつしか
自分の素人の想像のお直しにも半纏になってくれたのも
お下がりだねえ…ママ
希望なんだなあ…この古着物たち
もう手に入れられないものたちだ
お下がり
希望
ずっと
わたしの
馬鹿なわたしの
ちっぽけなわたしの
いのちになってくれたものだ
わたしのうちにいてくれるものに
つなげていただいたものなんだ
つくる
憧れた
ママおばあちゃんの
パパの
おじいちゃんの
つくるに
おねえちゃんのつくるに
憧れて
憧れて
いま
祈らせてください
祈らせてください
戦争が終わりますように
世界が平和になりますように
差別無くたすけ給ふや願やいま
南無阿弥陀佛
南無阿弥陀佛
しゃべつなくたすけたまふやぐあんやいま
なむあみだぶつ
なむあみだぶつ
どんなに
どんなに
くるしくても
生きていて…
願われてあるわたしたち
佛
まことのこころ
うづめられてあるわたしたち
いま
無事にいてください
倒れていないこと
祈らせてください
夜
しずかに
終わって
かならず無事に
夜こえて
明日
かならず
無事につなげていただきますように
かならず
かならず
無事にいてください
ありがとう
また
明日
おやすみなさい