無力
知らされて
あたりまえ
ひとつひとつ
無くなっては
なんにもできなくなって
ただ申し訳ない
真夜中
お経
いつものように
眠れず横になって
こころにとなえていたら
友
お浄土の友らの言葉たち
胸に
あふれてきた
おねえちゃんの
パパママの
あたたかな言葉も
起き上がって
お仏壇のまえ
お経はじめからおとなえした
安心した…
一瞬の
安心でも
有り難い…
どうしたら…
どうしたら…
つたえなくていけないこと
あるのに
つたえなくちゃ…ずっと
おもってるのに
泣けてしまう…
馬鹿だ
わたしというもの
生きていること
つながること
不幸
悪
となって
こわくて
たまらなくなるんだなあ…
ただ
ごめんなさいに
落ちてしまう
こわさに
恐怖に
しばられてゆく
しなくてはならない
生きているからには
かならず
しなくてならないことにも
おもいがまったくゆかない
靄に
ぜんたい
つつまれたような頭
ただ
眠らず
起きているだけの
いちにちであっても
ありがとう
こころにだけでも
ほとけさまのまえ
だけでもと
つたえてる
生きている
という
ただ
ひとつ
よろこび
なのに…
シーちゃん
こわいねえ
ごめんね…と
なにもかもに
ごめんなさいしていた夜
南無阿弥陀佛
南無阿弥陀佛
食べられて
有り難い…ただ有り難い
でも
食べられても
ごめんなさいなんだ…
生きている…
有り難い…なのに
生きていてごめんなさいになっては
ただ
すわって
お祈りして
愚か悪わたしを
つなげてならないんだなあ
仏教徒となれるはず無くとも
そのように
生きようと
祈る
かなえられなくても
ゆるされなくても
佛
ともに
ある
そうして
生きよう…
ごめんなさい…
祈らせてください
南無阿弥陀佛
朝にも
お経
おとなえした
お経おとなえするも
申し訳なく
それでも
一心に
祈った
お経のあと
恐怖の種が…
冬の豪雪から
つづけられてるこわいこと
まだ終わらずに
つづけられてる
生きている…
食べよう
あたりまえでなくなったご飯だけど
おねえちゃんの慈悲に
食べられているんだ…
有り難く
食べよう
と
食べた
生きるちから
まったく無い…
ただ知らされてゆく
そういう自分に自分が
ただ傷つけられてゆく
それでも
生きている…生きてこられた
かなしみと生きてきたのに
かなしみにも
悪をつなげた
ごめんなさい…
このまんま壊れた冷蔵庫とは
生きてゆくこともできないのに…
なんにも考えられなくなってる
うごけなくなっていて
ごめんなさい…
おねえちゃん
ごめんなさい…
ありがとう
ごめんなさい…
奈良美智さん
いつも
生きていることの
よろこびにあふれているなあ…
ひとと
なじむまで
信じられるまで
とても時間かかるんだってつぶやいてた…でも
ともに
生きているひと
生きてゆくひと
よきひとらと
生きている
なじめなくても
信じられなくても
争うことも
ないがしろにもしないで
こらえて
こえているなあ…
平和のひとだねえ…って
お酒飲みすぎないとよいねえ…って
友に
言ってた
地球
ひとつ
いのち
ぜんぶ
ないがしろにはしなくて…
遊行のようだなあ…とおもう
お家は神道のようだけれども
地球まるごと
お遍路するみたいに旅してる…
平和
つなげてくれてるなあ…
友に
まもってね…
もうついてってるね
と
お祈りしていた
真夜中
眠れていなくて
ただこわくて
ただへとへと…
ただ生きているだけなのに…
ごめんなさい…ほんとうに
ほんとうに
ごめんなさいしかない
懺悔する資格すら
無いのかもしれない
祈らせてください…ごめんなさい…
こわさに
恐怖に
かなしみに
お祈りして
ごめんなさい
南無阿弥陀佛
今日を
いちにちを
有り難く
祈った
いま
生きている…
ありがとう
おねえちゃん…
ごめんなさい…
ありがとう
ありがとう
ごめんなさい…
パパ
ママ
お浄土の友
こころにずっと
いてくれて
ありがとう…
祈らせてください
戦争が終わりますように
世界が平和になりますように
十力の救ふ今かし平む闇
南無阿弥陀佛
南無阿弥陀佛
じゅうりきのすくふいまかしひらむやみ
なむあみだぶつ
なむあみだぶつ
たとえ
一瞬の
安心でも
救い…
生きているよろこび
どこまでも
いのちと
ある
おしまいまで…
南無阿弥陀佛
南無阿弥陀佛
パパ
ママ
友に
ありがとうと
祈ってた
おねえちゃんに
ありがとうして
お祈りした
ごめんなさい…
ありがとう
地震…どうか
大事無く…
暑さ
すこしも
ゆるやかに
倒れないように
お水も
牛乳も
なんでもしっかり飲んで
なんでもしっかり食べて
無事にいてください
いちにち無事に終わり
しずかな夜になってくれるように
夜
かならず
こえられるように…
夜
こえられて
明日
無事に
かならず
つなげていただくこと
無事にいてくれること
祈っています
かならず
かならず
無事にいてください
ありがとう
また
明日
おやすみなさい