シーちゃんと

時々はシーちゃんとこっそり泣こう

平和のこころ平和の国

熊に殺されたひとの

家族友人ご近所さん

なにおもうかなあ

これから

どう生きてゆけるかなあ

 

歩いてどこまでも歩いてたわたし

あの道も熊がうろうろしてるんだって

パパ…

田舎は車社会わたしは論外無力

歩いて手に入れられるものだけで生きて

自動車じゃないと外はもう危ないなんて

玄関も危ないんだ犬も食われるなんて…

熊が出たら

新聞も郵便も届けられないんだって

熊飢えて彷徨うところは

ふるさと

いま生きているひとたちの

ひとが生きてきたふるさと

 

この国に生きるにんげんならば

この国はぜんぶ

ぜんたいふるさとなのになあ…

 

山を里を獣を

ひとを

田畑を

これから守ってゆける平和

かなえられるかなあ

 

ニュース手を合わせて聞く朝

まだ明けぬ朝は恐怖の雨嵐雷

たちまち竜巻となるおそれという

雷に怯え真っ暗にした

ひとり手を合わせていた

 

ずっと

ひとり

 

ひとりぽっち

 

馬鹿は

ひとりなんだ

徳が無いから孤独なんだよ

自分に言う

 

それでも

ほとけは

死者は見捨てず

ともに生きてくれるんだ

 

ありがとう

 

おねえちゃん…迷惑かけるばかりで

動けないわたしになって

ごめんなさい

 

悪わたしにつながってしまわない

それきりも

ひとの

だれかの

幸福となるように

祈る

ひとり

 

生きて死のう

ありがとうと死のうと

祈る

 

なんにもならないわたし申し訳無い

反面

なんのこころ残すことも無いなあ…

お片付けきりだ

なのになんにもかなえられない

 

死んでくような

いちにちいちにち

ただ懺悔と祈って

死なず

 

死者と

生きているきり

なんにもかなえられないよ

ごめんなさい

 

ごめんなさいと

生きてこられたんだ

 

ありがとう

 

醜悪な凄いむごい記憶つなげてしまった

どんなに懺悔しても泣いても

ゆるされないわたしなんだ

 

ひと傷つけるばかり

凄いむごい記憶だけ

残すんだなあ…

それだけが

わたしという悪

 

傷とともに刻みつけて

それら残して

死ぬわたしだ…おそろしい悪

 

ごめんなさい

 

ごめんなさい

 

ごめんなさい

 

ゆるされること無い

わかるのは

ただそれきり

祈る資格無い

 

だれとも

だれとも

つながってならないとおもう

かなしい

かなしい悪わたし

 

伝えられなくなったよ

 

ごめんなさいパパママ

おねえちゃん

 

懺悔してゆく

ゆるされなくても懺悔してゆく

死の

そのとき

ごめんなさい

ありがとうと

終われるわたしとさせてください

 

怯えて

祈る朝

 

シーちゃんに独り言

生きていないものたちへの言葉だ

頼りない独り言?一方通行?違う…

違うねえ…パパママ

お返事ならば

かならず

かえる

響くこころあるんだ

 

そのこころは

パパママで

友で

わたしなんだ

 

わたしとなった死者といるわたし

 

生きてこられた

 

生きている

 

ありがとう

 

 

やがて記憶も手放してくれた

死んだものたちの

まことのこころと

いま

 

怒りと怒りとで

つながっていたかのような

利害

欲と利害のところから

パパママ真っ先に

次次に手放して

怒り煩悩手放してくれた

 

ありがとう

ありがとうと

死んで行ったのに

 

見て

いっしょにいさせてもらったのに

教えてもらったわたしなのに…

 

ごめんなさい

ほんとう

ごめんなさい

 

強かに傷つけてしまった

 

おねえちゃん…

ごめんなさい

 

傷つけたくせに

逃げてしまった

いまだに逃げて

なのに

いまだに養ってもらってしまって

まだ生きていて

ごめん…ごめんなさい

 

お片付け死のお片付けさえも…と

死ぬ覚悟でだよと一所懸命したけど

死ぬ覚悟なんて悟りには

絶対到達できないってわかったよ

とうとう

身動きできないわたしになったよ

 

いま

生きている

 

死んだものたちの

おねえちゃんのおかげ

ご先祖さまたちのおかげ

 

 

ありがとう

 

ごめんなさい

 

 

いまきり

おしまいは

ただ祈るわたしとさせてもらえるよう

祈るいちにち

ただ食べて生きるきり

おねえちゃん…ごめんなさい

 

生きているよ…わたし

ありがとう

生きているよ…わたしまだ

ごめんなさい

 

 

お浄土では修行している

 

あの言葉

有り難い言葉と祈るうち

知らず

お念仏といた

 

 

ずっとまえなんかで読んでしまった

どっかのだれかの言葉に

いまのこの国の宗教へのおもい?

知らされたことあったんだなあ

 

 死者はお浄土に修行してくれます

そんなお坊さんの説教きいて

そのどっかのだれかさんは…

 

 それはあんたの仕事だろう…

 あんたが勝手にやってくれよ

 くるしんでやっと死んでくれたのに!

ってなってモヤッとしてイライラして

むしろ笑いそうになってしまった

って言っていたんだった

 

くるしみに

見るのも

ともにいるのも

ただくるしかったんだろう

どちらも苦行難行

あるいは拷問?か

とにかくすべてが

つらかったんだなとわかる言葉だった

 

お坊さんたちなら

怒らないで

 

怒りに

つなぐつながりは

つながりじゃない

真っ先に切れる

やがて忘れてしまう

まだ

切れる忘れるはさいわいで

 

やがて

戦争になる…

いま

このいま

おっかないいま

知らされるばかりのいまだから

 

お坊さんならば

怒りも失望も

嘆きも

おさめ

 

飽きず

かならず

まことを

つなげてあげてください

 

天国で

たのしみしか無くて

若さと美しさにもどっているなんて…

もうカルトも言わない不思議なお話

もっともかなしい騒がしいたのしみ

かなしいばかりのお話ならば

しないでやってください

 

凄い

凄いかなしくて

やりきれなくて

くるしんだわたしだったんだ

馬鹿だから…わたし

 

そして

ぶりかえしてしまったあのときの

お坊さんの怒り

凄い形相

何度も

きて

よわい…馬鹿だ

ごめんなさい

馬鹿で申し訳無い

 

お坊さんたちはわるくない

だれも

わるくない

 

われひとり悪

 

 

パパごめんなさい…

ママごめんなさい

おねえちゃん

ごめんなさい

 

お坊さんたち

ごめんなさい

 

 

仏教徒でなくても

祈りと生きてきた

 

祈る

すべてのひとに

まことは

さずけられてあると

つなげられてあると

どんな馬鹿にも

怒らず

伝えてやってください

 

苦労して

苦労して

真理

学んでくださった有り難いお坊さんたち

ごめんなさい

 

ごめんなさい

 

わたし一生

お寺ゆけそうもありません

ゆるしてください

 

よわくて

ごめんなさい

 

罰当たりゆるしてください

 

生きるを

ゆるしてください

 

祈らせてください

 

戦争が終わりますように

 

世界が平和になりますように

 

 

お浄土

 

 

 

 

ひと

ただ

まことと

仏心となって

平和のお浄土に迎えあげられて

修行する

 

平和に修行してくれながら

わたしと

あなたと

生きてくれているお浄土のひと

 

いっしょに

平和の国

祈らせてください

 

 

生きているふるさと

ここも

どこも

生きて

お浄土となるように

 

祈らせてください

 

 

ひとり

ひとり

みんな

お浄土に

迎えあげられるように

 

平和

かならず

かなえられるように

 

やっと

やっと

手放した

くるしみ

くるしみから

ようやく

おりられて

解放された欲に利害に

怒りの欲に煩悩に

もどさないでやってください

 

そのときは

まったく楽

くるしみ無いって科学のひとに

知識としては知らされた

たくさんの科学のひとに

お医者さんたちに

そのときは

まったくくるしくない

って

何度も何度もくりかえし教えてもらった

それでも

ひとならば

ずっと

 

かなしく

おもうから…

 

平和の

 

ただ

まことにつなげられる

平和のこころ

平和の国に

あんじんと

灯りと

ある

 

あなたと生きていると

 

かならず

伝えてください

 

 

お片付けは

住まわせてもらっている

養ってもらっている

わたしの役なのに…

 

寒い…痛い

こわい

ごめんなさい

おねえちゃん…ごめん

 

 

お料理なんにも怯えずできるお家なら…とはまだおもってしまう馬鹿

お台所も古くなったまま無力

壊れないでこれ以上…と

パパママに祈る

おいしいは自分作ったもので

なんでも作ってたんだけど

作るのがたのしいは

もう

かなわないお台所だ

でも

ママと

ずっと

いっしょ

ぜんぶ

死んだものたちと作るんだ

作るのだいすきだけど

おいしいものより

ただ

平和

 

まだなんとか使えるお台所ありがとう

ねずみバイバイしてくれ…一生

すまぬ…ごめんよ

 

小豆粥餡仕込んだ

不思議精進餡子だ

きっとみんな

だいすきだよねって

お供えした

 

ありがとう

 

 

ただ

生きてて

ごめんなさい

 

生きていて…生きていて…

 

わたし

まだ

生きてるよ

 

無事に

 

無事に

倒れないように

かならず気をつけて転ばないで

お水も飲んで

いっぱい食べて

できるならば

お米をいっぱい食べてください

無理に痩せるからは

かなうならば

もうおりて

 

若さ美しさは

ほんとうに若く美しい若者たちに

まかせてしまって

 

若く美しい若者たち

いっぱい食べられる国に

わたしたちの国

平和なふるさとと

守られてゆくように…

 

ごめんなさい

かなしくて書いた

 

生きてけないみたいで…

書いてしまう馬鹿だ

ごめんなさい

 

生きてるきり

祈る

 

ごめんなさい

 

ごめんなさい

 

ありがとう

 

ごめんなさい

 

 

 

おやすみなさい