心残りを追えば
また
めそめそと
今日の雨のように
降っては止み
きりもなく
後ろをふりかえるばかり
さみしさは
いや増すばかり
そんなの
わたしらしくないよ
ママと二人
猫二匹みたいに
あったかいお部屋で
眠ったり
起きたり
お歌を歌ったり
お話をしたり
もっぱら
ママが、うん、うんしながら
聞いてくれたのだけれど
二人なら
夢のように生きられて
それはわたしが
ひとりぽっちでも
やっぱり
夢のように生きていたからなのに
どうしたの？
って
ママが
きっと心配している
泣いたっていいけど
わたしは永遠の泣き虫だから
でも
いつものわたしらしく
いろんな夢を描いて
コツコツ準備して
ひとつひとつ
積み上げて
生きよう
今朝から咳が出て
このクラスターのおり
免疫を下げてはいられないので
しっかり着て
しっかり食べて
お花を仕分けして
傷んだものを外し
きれいなピンクのカーネーションと
かすみ草を
ドライフラワーにしようと
いくつかに束ねて
風通しのよい日陰に下げておいた
白い名前を知らない可憐なお花も…☺️
ママの葬儀には
ママとわたしの介護生活の
テーマカラー？の
白とベビーピンク中心の
グラデーションで
洋花で
かわいらしく飾ってもらった
棺の中いっぱいに
みんなで
お花を飾って
いとこお兄さんはママを
まるで40歳だ…
と
泣いてくれた
ママはお花が大好き
ピンクの薔薇とかすみ草が
いちばん好きだったのに
何故か造花で
いつも
ご先祖さまのための仏花ばかり
菊や桔梗の和花ばかり買ってきて
我慢してた
上手にできるといいねえ
ママ
起きたことは
みんな
よいこと…
いつも
そう自分に言う
ママに起きたことも…
これから起きることも
生きる
って
夢見ることでしょう？
シーちゃん
かなしくて
おさえきれぬ感情も
そこから起きたことも
みんな
みんな
よいこと
よい明日へ
つながってゆくよ…
信じれば
祈ろう…
毎年冬には冷えないように
暖パンを履くけれど
昨年はママのため
24時間暖房で
あったか過ぎて
履かなかった
オーバーサイズのを履くから
めちゃくちゃダサい
かわいくない
裾をカットして
ソックスで遊んで
ちょっとかわいくしよっかなあ？
って
ねえママ☺️
って
言ってたら
また泣けるんだ…
どうしようもない
わたし
まだ
病院でママが
わたしを待っている気がして
わたしはまだ
自分の部屋に行けなくて
介護部屋にしていたこの居間や
お花いっぱいの仏間で
うたた寝みたいに
こま切れで眠っていた
今夜こそ
しっかり寝るのだよ
シーちゃんも連れていこう…
ママの古い着物
理想は
毎日着物を着て生活したいけど
わたしは洋服が作れるから
ほどいて
洗って
世界に一着だけの
洋服らしからぬ
かといって
着物でもない
一生着られて
うつくしく
きれいで
楽で
着ていて楽しくなる
ゆったりくつろげる
そんなキモノ？服を
作ろうか？
と
考えている
綿入れ半纏みたいな
気軽さで
とてもおしゃれで
っていう
介護のために
パンツの裾にゴムを入れて
しぼって
もんぺにしたら
かわいくて
何となくおしゃれで
そこからの発想
ゆっくり構想練って
地道に準備して
夢だから
夢のように
夢に向かって
歩きだそう
わたし
ものつくりが好きだから
わたしの生きる
は
つくる
だからね
もうしばらくは
泣きながら
笑って！☺️
ママ
頑張るから
力を貸してね
まだ
待っているような気がして…
泣きました
今日も
でも
ママと
夢と
いっしょです
お洗濯して
お風呂であったまって…☺️
土曜日の夜
雨です
風邪引かないでね
ありがとう
また
明日
おやすみなさい
