シーちゃんと

時々はシーちゃんとこっそり泣こう

雪ん子

ころげまわりたい!

 

って

 

雪野原

 

まっしろな

 

どこまでも

白い

白い

雪のうえ

 

走って

ころんで

 

ころげて

 

そうして

雪に埋もれて

 

青い空

見ていたいなあ…

 

って

おもった

 

 

冬の晴れた日には

いつもおもう

 

小学生の頃は

毎日

そうやって

 

わんころみたいに

ころげて走ってた

 

ひとりでも!

 

親友

できてからは

わんころは

二匹?

 

 

雪が好き

雪道歩いてたら

ちっとも

寒くなく

 

さみしくなく

 

 

雪ん子?

いるの?

 

ふりかえる

 

だあれもいないけど…

いるよ

きっと

 

 

ママにおしえて

 

いるよ

だから

早く帰ってくるんだよ

って

 

雪ん子

生きてないから

ママにはこわい?

らしかった

 

 

 

気持ち

落ち込み

って

いったいいつからだ??

 

お昼もお祈り

お経をあげて

零下の仏間で

気持ち

たどってみた

 

 

ちょっとまえの

 

おじさんの電話だった…

 

おじさんとは

ずっと

かかわり

ぜんぜんなくて

 

ママの介護

ママお家に帰ってから

ちょっぴり

つながって…

 

 

知らなかった…

 

姉上さまとわたし

いまだに

にらみあって

いがみあってると思って

心配してたんだよ

と言う

 

電話の

最後に…

申し訳なさそうに

気をつかってる声…

 

いつ?

 

わたし

知らない

知らなかった

そんなつもりない…

いつ

 

にらみあってたの?

いがみあってたの?

そういうことになってたの??

 

 

電話もメールも

なんにも

つながってないおじさんたち

親戚たちには

 

そういうことになってたんだ…

だから

 

腫れ物に触らないように

みたいな…

あの

 

疎外感

そうか…

 

おじさんは

もう

若くない

そんな心配させるわたしに

いつのまにかなってたのか…

 

瞬間

絶望したけど

 

即座に

 

元気いっぱいに!

 

姉上さまのお世話になって

お家においてもらって

パパママのお世話も

させてもらって

 

供養も

させてもらって

お経なんて覚えたりして

姉上さまと

ちゃんと

なかよくやっているからね!

おじちゃん

なんにも心配いらないからね!

ありがとう

ごめんね☺️

ありがとう!!

って

答えてた…

 

あかるく

あかるく

これ以上はない

あかるい声

顔も

笑って

笑って…

 

 

 

ママが倒れて

パパが倒れて

ずっと

そういうことになってたんだろうから

 

数年

思い悩んだんだろうな…

ごめん

ごめんね…

おじさん

 

知らなかったんだよ

わたしだけ…

 

 

できれば

知らずに

いたかったよ

シーちゃん😿

 

 

そういうわたしなのか

 

そういうわたしなんだな…

 

 

すとん…

って

 

落ちてたけれど

 

考えないようにして

ひとりぽっちで

いつもみたいに

 

パパママに

お仏壇に

話しかけて

 

お経をあげて

 

ご飯つくって

食べて…

 

それから

雪が降って…

 

 

不穏なこと起きて

 

当たり前だった平和

ちょっぴり

崩れかけたら

 

 

わたし

死にたくなるくらい

へこんだ!

あの時

 

落ち込みを

 

どっか

置いとこうとして

 

自分を

消そうとしてた!

って

ようやく

気づいた

 

うけいれた…

 

不穏な

異変を

 

回避するのに

ものすごい努力が要って

それで

 

すごく落ちてる自分に

気づく

 

 

馬鹿だなあ…

いつもながらの

 

馬鹿なわたしだ

 

 

人が

どんなに

どのように

思おうと

 

わたしはわたしでしかなく

 

わたしを

生きるしかなく

 

でも

知らなくて

わたしだけが

 

そんな風に思われてること

知らなくて…

 

おじさんはそれで

こころを

痛めてたのだから…

 

ただ

ただ

申し訳なく

 

ただ

ただ

かなしかった…

 

 

鏡のなかのわたし

まだ

りんごほっぺだ

あの

 

雪を

ころげてたわたしと

おんなじ

りんごのほっぺ

 

 

雪ん子だって

いるはず…

 

おじさん

ごめんね

 

 

もっと

もっと

パパママに

してあげたいこと

 

いっぱい

いっぱい

あったんだ…

だから

 

看取ったから

満足だろう

なんて

 

言わないで…

 

にらみあってるの?

いがみあってるの?

 

わからない

 

 

姉上さま

迷惑かけて生きてて

ごめん

ありがとう

 

節約も

ずっとしてきたこと

姉上さま

お家にいた時から…

いっしょだから

わかんなかっただけで

 

生きる

って

つらいよ

いま

 

でも

 

できることする

 

弱い

馬鹿な

駄目なわたしでも

 

できること…

 

だからこそ

できることする

 

 

こんなわたしも

生きてるよ

 

死なないで

生きるよ

 

 

ママに

生んでもらったんだもの…

 

 

雪ん子

さがしにゆこう

消えてしまうまえに

 

わたしだって

いつ

消えるか?

わかんないもんね…

 

歩いて

 

ころげて!

 

 

感染…

 

祈ろう

無事を

 

平和を

 

今日は

今夜は

 

無事に終わっていますか?

 

かならず

無事にいて…

 

かならず

一日ごと

平和に向かっていること

信じています

 

祈っています

 

ゆっくり

眠れていますように…☺️

 

 

 

ありがとう

 

また

明日

 

おやすみなさい