シーちゃんと

時々はシーちゃんとこっそり泣こう

迷子

夕方の

夜の

お経

 

こみ上げた

 

見知らぬ人のために

祈った

 

震えた

 

 

いま

自分自身が

 

心身ともに

しっかりと

自分を

守れているのか

というと

 

 

まったく

自信ない

 

おそらく守れてない

 

それでも

 

いつものように

ご飯をすべて手作りして

買い物をすべて歩いてゆき

 

片付けをしながら

毎日雪片付けを

近隣の分もして…

 

生きてるよ

って

こんな

つまんない報告なんかもして…

 

それも支えになってくれていて

 

生きてる

今日

 

ありがたいことと

こころからおもう

それを

 

天国の人たち

 

神さま

仏さま

うえなるものへと

 

伝えたい

そこから

お経を覚えた

 

何度も書いているけれど…

未だ

 

うえなるもの

確たる

信ずるところ

定まらない…

わかっていない

 

それで

よい

とおもう

 

お家の曹洞宗

禅宗

学んでいるところ…

 

並列して

 

キリスト教の本も

クリスチャンの人の書いた本も読む

 

ひとつところに

向かう

真理を読んで

 

平和のかたちは

ひとつ

とおもう

 

 

こころ

落ちつかぬときには

ひたすら

読書をしている

 

 

介護

してたあいだは

これに

さらに

介護があった

 

どんなにか

しあわせだったか…

 

ありがとう

生きていてくれて…

 

 

ありがとう

 

朝夕のお祈り

 

お経…

 

マニア?

誰が

なんと思おうと平気

 

こころが

そうしたくて

 

気がつくと

そうなってたから

いいよね

シーちゃん

 

救急車がゆく…

 

迷子の高齢者かも…

 

 

終末

看取りの

 

迷子…

 

ママも

死に場所迷子

なりそうだった

 

 

ゆるされぬ

狂気の事件…

またも

起きてしまった

 

殺されてしまった

訪問診療クリニックの医師のために

祈った…

 

こみ上げる

 

胸が

くるしい

 

 

300人もの患者さん

ひとりでは

診るのは

到底

無理…

 

処置も緊急事態も

お看取りも

ひとりで…

 

コロナで

自宅で

誰にも

知られず

 

亡くなってしまった

たくさんの人たち

 

そういう不幸を

なんとかしようとして

不可能を

可能にしようとして…

 

泣いていたんだって…

 

 

天国では

安らかにいてくださるように…

 

二度と

このような事件が

起こることがないように

 

祈った…

 

 

生きているって

とてつもない

しあわせ

 

 

もうすぐ

パパの法要

 

コロナの

オミクロンの

爆発的感染力の猛威を

日々

知らされて

 

わざわざ

この時期に

法要?

 

わたしには

そんなこと

実は

何の価値もない

 

罰当たり

と思われようが

 

感染の危険

おかしてまで

としか

おもわない

 

あとは

姉上さまの決めることだ

 

若き日の入院

アナフィラキシーショック

死にかけたこと

トラウマになっている

おそらく

 

ありふれた処方

みんな飲んでた酸化マグネシウム

急変して

あっけなく

亡くなってしまった患者さんもいた…

お隣のベッドで

 

 

人は

死ぬときは死ぬ…

 

 

もしも

わたしがいっしょで

姉上さまの連れ合いさん

感染したら?

 

一年一度

会うか会わないか?

すでに

法要でしか会わない…

 

肺が変化して

 

薬が効かなければ

 

人は

死んでしまうんだよ…

 

 

 

ママ

入院中

早い段階で

抗生物質中止してもらって

 

肝機能がもどり

 

奇蹟みたいに

口から食べて

 

おしゃべりもして

 

ママ

姉上さま

わたし

三人で

 

笑って

 

貴重な

最後の時を

もらった…

 

ありがとう

 

 

今夜は

おだやかですか?

無事にいてくれますか…

 

 

不安にあって

 

不安が根っこにあって

 

 

楽観も悲観もできるけれど

不安を抱えて

生きるしかないけれど

 

今日

生きて

 

かならず

無事にいてほしい

 

危険からは逃げて!

かならず

 

かならず

無事に…

 

祈っています

 

 

ゆっくり

眠れていますように

 

 

ありがとう

 

また

明日

 

おやすみなさい