シーちゃんと

時々はシーちゃんとこっそり泣こう

きよらかな場所

うつくしい場所

めざして

 

お片付け

なのに

 

ときどき

めちゃくちゃ

へこむ

 

 

垢つかず

浄からず

 

うん…

 

執着だなあ

シーちゃん

 

 

疲れても

奇妙な

罪悪感…

 

あちこち炎症おきてる…

でも

 

自分の免疫を

たよりに…

 

ちょっと

休もう

 

 

僧のように

市井に

きよく

うつくしく

生きてるひと

いるなあ…

 

生活

生きる

 

修行

 

知ることも

 

おもうこともなく

自然に

そのような

正しき道を

ゆくのだろうなあ…

 

 

荘厳道具のようなもの

処分するのは

苦しい

 

つらい

 

けれど

 

 

冷静に

吟味したならば

 

カビは

永遠で…

 

そういうものたちを

救おうと

必死に

 

躍起となって

狂ったように!

 

洗って

洗って…

 

挙げ句

 

ちょうど保証期間切れたと

同時に

洗濯機

壊れた…

 

 

きよく

うつくしく

願いつつも

 

執着の

ゆえに

とらわれて

 

がんじがらめになってた

 

 

ものたちを

よく

見つめて

 

正しく

捨てよう…

 

 

古着物で

洗い上げて救えたのは

その

うつくしく縫われて

 

いつまでも

捨てられずに

ずっと

取って置いた

ママのきもち

 

いまだに

その

縫い目に

 

着物に

 

息づいて

 

残っているからだった

 

 

もしも

わたしに

このさき時間が

あたえられるのならば…

 

これら

古着物

ぜんたいは

解かず

 

縫い目

どこかしらは

残して

 

ママの

おもい

わたしの縫い目とで

リメイクして着てあげよう

 

ママの桐箪笥の下だけ

飾り棚に使っていた引き出しに

たいせつに

しまった

 

 

ひさしぶりに

ほうじ茶をすったら…

 

おばあちゃんたちに

ほうじ茶も飲んでほしくなって

 

また

小豆かぼちゃも

いっしょにお供えして

 

 

平和を

祈った

 

 

戦争が終わりますように

 

世界が平和になりますように

 

 

ひとり

ひとり

 

ひとは

みんな

ちがって…

 

やがて

 

ひとり

天に召される

 

 

きよらかな

こころで

 

お片付けしてこう…

 

 

救急車が

とてもふえていて…

 

 

地球は

熱すぎて…

 

倒れていませんように!

 

 

いま

つながって

 

やがて

 

明日

という

 

平和

という

 

希望に向かっているんだ…

 

 

かならず

かならず

無事にいてください

 

 

ありがとう

 

 

また

明日

 

 

おやすみなさい