シーちゃんと

時々はシーちゃんとこっそり泣こう

2022-03-01から1ヶ月間の記事一覧

信頼

世界の はかない はかない 薄っぺらい けれど なくてならない 信頼を うちやぶったプーチンの ロシアは 軍事大国 あってならないこと パンデミックは 想像こえて 世界中 苦しみにあって その さなか 卑劣な手に出た 誰も 止められないの…? 胸騒ぎして かな…

桜の頃には 胸 しめつけられる 桜 咲くまえに ママが倒れ パパのがん 末期で発覚 永遠に 死なないでいてくれるような そんな 親へのおもい その 護持し 護持されてきた 聖域にも 似たところ が 同時に 崩れてゆく きっと わたしも いっしょに… と 猛烈な焦燥…

探し物

混沌にあれば こころは つねに 迷い つねに 探し物して うろうろと おどおどと 生活しなくちゃならない 重量としても 軽くした二階のおかげで 夏の最も乾燥する時期にすら 開閉に不自由していた階下の戸の 開け閉てが 難なく 自由になっていたこと 大雪が消…

涙 は いけないもの? たぶん いけないと ひどく厳しく しつけられた と おもわれるママ ママの子ども時分は 学校の先生だった 厳しい厳しい 田舎のおじいちゃんに 嫁いでからは うちの おばあちゃんに その腰巾着?のパパに… うちのおじいちゃん だけは き…

ポスト まで… の はずが 春の嵐のような 意地悪い風が ひゅるひゅる… 遠くから ピーポーピーポー 救急車 立て続けに過ぎた とたんに ざわざわ… 今日は 久しぶりの快晴! 手だって おじいちゃん?みたいに 見事な変化?? 遂げたんだし… 面の皮の 一枚や二枚……

ヒトが 牙を必要としないで 残さないで 進化したのは 同じヒト同士 戦わなくてよかったから なんだって 野菜を噛むように 豆や種を噛むようになっている 日本人 米を糖質として 毛嫌いして 捨ててたら… よくないなあ 中国の豆 落花生 は 止め カビてるのが混…

白鳥

夕焼けに向かって歩いた たとえようのない やさしい色のほうに… ママの入院中 毎日 夕暮れを待ち ふたり 夕焼けを眺めた だんだん 暮れてゆく空が やがて 漆黒に変わり ぽつん ぽつんと 星が輝いてくれたら ママに ほら! と 星のキラキラを 手で表現しては …

重さ

雪は消えた これで 年末まで もう 降ることはないか 降っても もう 積もることはないかなあ…☺️ と もやもやする頭 眠れてない頭で 考えてたら ミサイル 降ってきてた 津軽海峡めがけ? こないだ うっかり 覗いてしまった記事で ミサイル飛ばしてる その張本…

手傷

明け方まで 一睡もできなかった とうとう こうして 壊れてゆくのかなあ… と そのまま 起きてて お仏壇の お水とお茶を新しくして お花の水換えをし お祈りをした 朝ご飯を食べて いつかのラジオ グリーフケアの専門の 大学教授の言葉を 自分に 言い聞かす グ…

こころ

チャイコフスキー 聴きながら 眼を 休ませた 開けてられない… まっかっか アレルギー? 木くず…? 泣き過ぎ?? 処方してもらっている抗生剤の点眼して 交響曲第6番ロ短調 作品74 「悲愴」を聴く ロシアのマトリョーシカと 日本の入れ子人形は似てるなあ チ…

かなしみ

かなしみ 消えない なにをしても これまでの かなしいこと それら すべて ひとつところ に つながってゆく そうか… 不安で いたたまれなくて 遠慮するしか 息を殺すしか 方法なく これまで ここにいること 生きていること 申し訳なく… その 背景へと つなが…

尊重

凍える寒さ 春 三月 雪ちらつく ぶるぶる がくがくする手 一気に 不器用になったのか どっか 血管詰まってるのか… ちがうな… 寒いだけ… ロシア ウクライナ 近隣諸国 もっと もっと 寒いだろうねえ… シーちゃん 凍えてないといいな 仏間で 香炉の灰を 桐箸つ…

猫の足跡

猫 飼ってた頃は 猫の道 歩いてたのかなあ? っておもえるくらい 偶然 猫に出会っていた なかには すっかり顔なじみの 挨拶だけでも スキスキ…の もじもじ ふみふみ… してくれる子もいた リードつけて犬並みに 堂々たるお散歩してた猫には 逆に わたしが確認…

忘れ霜

きらきら 霜 触れてみたい そっと… お彼岸 春なのに 夜には 雪 ふわふわ やがて 主張するように のそのそ わさわさと 降る とても寒い一日 にわか大工さん の つづき… 本棚 ちょっとずつ 重量に耐える細工をしている せっかく本をおさめて 棚板 たわんだら …

群れ

ひとり は けっして 孤独ではない 群れのなかの 孤独が もっと ふかい 群れ なく ずっと ひとりだなあ… って ゆうべの地震 横揺れしながら わたしと いっしょに揺れてるカレンダー 見ながら おもった あれ? カレンダー まだ2月のまんま! 揺れながら 笑っ…

鼻づまり… リンパ節ぐりぐり からの 耳鳴り は ちょっとこわい 耳 微熱くらいでも 負けてしまう 耳もよわい どうしてか? 聴覚が低下してしまう 治ったはずの 耳のしもやけ も ふたたび… スウェーデン式死のお片付け 目指してから 究極の 後片付けは この 体…

たのしみ

祈る いま たのしみを 根こそぎ 奪われ いのちも ごころも 国のために その存亡に 捧げようとする人のために 希望が かなえられますように… いのち 守られますように… たのしみは… たのしみは そぞろ読みゆく書の中に 我とひとしき 人を見しとき 橘曙覧 本も…

桎梏

つよい言葉 心臓 壊れるみたいな 正しいからと 大多数が そうで みんなといっしょ じゃない もしくは あなただけ 違う と そこから言われる言葉 その時の 顔 目 背景 その 居心地わるさ いたたまれなさ ぶりかえす ぶりかえした… 親が年を取り 先に死んでゆ…

泣くな! と 何度 言われてきた人生だろう… 仏壇の前で つくづくとおもう 亡き魂と語る いっしょに 泣いてくれる人も ない人生 ひとりも ただのひとりも ひとりの人を与えられることの ひとりきりの 自分を生きることの 困難は とっくに 知ってる… でも 本当…

動悸

どきどき… は 恋ごころ でも かわいい でも 好き でも こわい… でも おかしいぞ… でも かなしい… でも なさけない… でも 起きる 走っても起きる 筋トレでも起きる 脱水でも起きる… 不安から 走っていたかも… 以前は 不安から 逃れるために 不安を ごまかすた…

魔法

魔法瓶 小さな ひとり用の 使ってる また 魔法だよ 魔法の瓶 よい名前!☺️ 電気でチン!のほうが ガス代より安いよ!! って 姉さまが言って それから ずっと チンしてお茶 で 言いつけ守る 犬 みたいな だったけど… こころ 痛むし ルイボスティーは やかん…

勝者

精神科は どこに行ったらいいの? 唐突に 訊かれて ぎょっ とした 先日のこと 用事で 女性のご近所さん うちに来てくれた時 用向き終わり いつものように パパママの元気な頃の話 してくれて それから 体調を崩してたこと きっかけは 身内の病の悪化と入院 …

戦場

本 返せないまま 天国へいってしまった 大切な友 本は ここにある いわさきちひろの生涯 書かれた本 それまで いわさきちひろ よく知らなくて パステルカラーで ふんわりしてて でも とても かなしそうな子どもたち どこか 遠くを見る かなしい目… そう 伝え…

勇気

いま ここから もっとも 勇気ある決断は アメリカが 核兵器を持たない 核を持たない と宣言し 愚かな戦争を 永久にやめよう と 世界に 平和を 訴えてゆくことだなあ… と 夢のような祈りまでした… 核 持たない と 決めた国は 持たないで ずっと 守り アメリカ…

愛ある言葉 発する人がよい そういう人が好き つよくて 時に 乱暴でも 汚くても 愛をもって 語られる言葉は はっきりと それと理解できて 伝わる しみこむ 脳は わかってる 同時に 愚か… 世界が いつも紛争をかかえ いつまでも 平和を実現できないのは 人の …

約束

手が すごい お前の手は 男の手だな! パパが そう言ったのは もう六年まえのこと あれから さらに 男の手のように… アレルギーに荒らされ コラーゲン物質は破壊され 親指と 小指の関節は 炎症くりかえし 十分に曲がらないばかりか 変形して 壊れかけてる 片…

つなぐ

パパが天国へゆき その ちょうど 一年あと 最期を 看取ってくださった 先生が 亡くなっていた わたしと おんなじだから… と 何度も言ってた 先生と パパの病は おんなじ病 真夜中にも ひとり パパの病室 たずねてくれていた 毎夜 毎夜 ウイスキー たっぷりと…

問う

素直に聞けばいいのに! とは 姉上さまの言葉 あれは ママの介護が始まり しばらくして 医学生の渡航による コロナウイルス感染の事実 発覚後 まもなくして 往診の担当医の先生が お休みということで 代診の先生がみえて… それから その先生が つづけて来て…

地底 深くは つながっているけれど 海に 隔てられ ほんの 少し向こうでは 戦争が起きて この どんより 雨をふくんだ空から 風がやってくる 空は おんなじ空 お祈りして 食べて 数珠を つなげていた 糸は 絹の穴糸の白で 針は きっと 専用のもの 使うのだろう…

縒る

糸を 買いにゆかねばなりません あの 切れた 数珠の 修繕を 自分でしてみよう と じっと 観察した 縒ってある二本の糸 さらに縒って つよくした うつくしい白糸 透き通る水晶と 絹の白糸 房の 紫 祈り 縒り糸の 切れるほどに 朝に夕に ご飯のまえに あとに… …